たんたんたたた: 機関銃と近代日本 (光人社ノンフィクション文庫 613)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (322ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769826132

感想・レビュー・書評

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  • こういう方面の文庫があるんですね。全然知りませんでした。

    これは、幕末のガトリング砲から戦闘機・疾風の20ミリ機関砲まで、日本近代の自動火器の歴史をたどり開発技術者の苦労を描いた本で、それはどちらかというと、まったく何の役にも立たない知識です。

    ええっと、普段なんだかんだとケチをつけていますが、無駄な知識や技術習得もあながちまったく無駄という訳ではないと思います。

    現実的に絶望的なまでに無駄なことといえば、あることはありますが、たとえば私は大昔、反戦主義者ではありましたが、戦闘機が無性に好きで、零戦のコクピットを熟知し実際に搭乗すれば操縦も可能なまでのレベルに到達させました。

    ただ悲しいかな、よほどの大富豪にでもならない限り実際には実現不可能ですね。そして、銃器ですが、もちろん人を殺傷する道具で、本来なら核兵器と同じように存在そのものがナンセンスな代物なのですが、何故かこれもまた私に強く興味を抱かせてくれるのです。

    拳銃はもちろん、機関銃や小銃やバズーカとか、様々な銃器の構造や使用方法を熟知し実地に打てるようになること。本当なら、自衛隊にでも入って只で実践的にやるべきなのですが、それは今のところ遠慮して、でも、いざ何かあったときにスグ実際に使えるようになること。

    こんな風変わりな課題を持って何かをやるなんて、やっぱり変かな?

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著者プロフィール

昭和35年、長野市生まれ。陸上自衛隊に2年勤務したのち、神奈川大学英語英文科卒、東京工業大学博士前期課程(社会工学専攻)修了を経て、作家・評論家に。既著に『米中「AI大戦」』(並木書房)、『アメリカ大統領戦記』(2冊、草思社)、『「日本陸海軍」失敗の本質』『新訳 孫子』(PHP文庫)、『封鎖戦――中国を機雷で隔離せよ!』『尖閣諸島を自衛隊はどう防衛するか』『亡びゆく中国の最期の悪あがきから日本をどう守るか』(徳間書店)などがある。北海道函館市に居住。

「2022年 『ウクライナの戦訓 台湾有事なら全滅するしかない中国人民解放軍』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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