空の技術: 設計・生産・戦場の最前線に立つ (光人社ノンフィクション文庫 635)

著者 :
  • 潮書房光人新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784769826354

作品紹介・あらすじ

設計・生産・整備の充実と発展がなければ航空兵力は成り立たない。大戦中、日本の航空戦を陰で支えていた、知られざる努力と奮闘のシステムを綴る感動作。現代戦の舞台裏で地道な作業に勤しんだ人々の記録。夜戦ヘルキャットや日本の対潜哨戒機などテクノロジーを駆使した航空戦の陰の戦いを描く三篇も収載する。

感想・レビュー・書評

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  • アメリカの空母に搭載された夜間戦闘機の記録など、地味だけど貴重なエピソードばかり。著者がこの人ならではという良質のドキュメント。

  • 空の技術」とあるが設計云々よりは前線での整備運用面の話が多い。最後の「夜の『ヘルキャット』」は力作だと思うけれど、彼我の総合力の差を見せつけられて日本機がバタバタ落されていく話なので、正直いって面白くないw

    それとは別にこの著者、以前と比べてなんか色々とグチっぽくなってない?

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著者プロフィール

昭和25年(1950年)、名古屋に生まれる。立教大学文学部卒業後、航空雑誌の編集勤務。53年、第2次大戦の軍航空に関する執筆に専念。平成22年(2010年)、職業としての軍航空の著述を終了。以後、余暇を航空史研究にあてる。主著に「回想の横空夜戦隊」(編者)「首都防衛三〇二空」「彗星夜襲隊」「空の技術」「異なる爆音」「戦雲の果てで」「航空戦士のこころ」「銀翼、南へ北へ」「太平洋戦争 日本の海軍機」「非情の操縦席」「敵機に照準」「倒す空、傷つく空」「兵器たる翼」「必死攻撃の残像」「海鷲戦闘機」「陸鷲戦闘機」「急降下!」「審査部戦闘隊」(潮書房光人新社)、「決戦の蒼空へ」「液冷戦闘機『飛燕』」(文藝春秋)、「日本海軍夜間邀撃戦」(大日本絵画)、「零戦戦史 進撃篇」(グリーンアロー出版)、「写真史三〇二空」(文林堂)、「写真集本土防空戦」(徳間書店)など。訳書に「ドイツ夜間防空戦」(潮書房光人新社)、「第二次大戦のドイツ夜間戦闘機エース」(大日本絵画)、「超・空の要塞B-29」(朝日ソノラマ)など。

「2020年 『局地戦闘機「雷電」』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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