軍艦「矢矧」海戦記: 建築家・池田武邦の太平洋戦争 (光人社ノンフィクション文庫 963)
- 潮書房光人新社 (2016年7月1日発売)
本棚登録 : 18人
感想 : 1件
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (520ページ)
- / ISBN・EAN: 9784769829638
感想・レビュー・書評
-
開戦前に士官学校に72期生とし入学。卒業後に就役間近の矢矧に乗組員になる。
あ号作戦が初陣で戦闘時にあたふたするが捷一号作戦時には落ち着き対処出来た。
沖縄特攻作戦では不満なぞなくやるぞという気概が描かれる。
戦後の戦前全否定な風潮に戦中の事を語る気にならなかった池田を説得し色々と取材し纏めたのがこの本となり。沖縄特攻のくだりが印象的だった
また本文内でレイテでの反転について興味深い考察がなされていた。
だが反転により多数の乗員が助かったのが事実である。と締めくくっている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示