反米論を撃つ

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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784770411082

感想・レビュー・書評

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  • 内容を忘れていたが、ちょっと読み返したら池澤夏樹氏を感情的な誹謗を繰り返す「デマゴーグ」と名指しで批判していてなかなか面白かった。アメリカ憎しのあまりイラクの投票率100%の選挙に何の疑いも持たないとか池澤氏はすごい。

    保守の人はゴーマニズム信者だと思われているとしたらはなはだ心外。本書でも小林よしのり氏がおもいきり批判されている。イラク戦争時の氏のイラクへの肩入れぶりとかけっこう笑った。フセインは織田信長だとかw

    東日本大震災で自衛隊や在日米軍に大きく助けられた日本では、反米サヨクの言論は目につかなくなったような気がする。ただ、そういう人たちが考えを変えたのではなく、恐らく、脱原発の方に注意が行ってしまっているのではないかと思う。

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著者プロフィール

杏林大学名誉教授。昭和8(1933)年千葉県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、昭和31(1956)年時事通信社に入社。ハンブルク特派員、那覇支局長、ワシントン支局長、外信部長などを務める。平成4(1984)年から杏林大学社会科学部(現、総合政策学部)で教鞭をとり、平成22(2010)年より現職。平成17(1993)年に博士号取得。平成8年には第12回正論大賞受賞。専門は国際政治。産経新聞「国民の憲法」起草委員会委員長。国家基本問題研究所副理事長。
著書に『アメリカの戦争』(恒文社21)、『戦略家ニクソン─政治家の人間的考察』(中公新書)、『新しい日米同盟』(PHP新書)、『激流世界を生きて─わが師 わが友 わが後輩』『憲法改正、最後のチャンスを逃すな!』(以上、並木書房)など多数。

「2022年 『宿命の衝突』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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