- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784771033672
作品紹介・あらすじ
コロナ禍以後、日本の社会、教育システムはどう変わるべきか。
コロナ禍は世界中を「リセット」させた。
日本も再起動する絶好の機会だ。このチャンスを逃してはいけない。
本書で提言する日本の社会・文化・会計年度に合った日本型クォーター制が、
日本の教育制度に残存する構造的問題を、解決に導くだろう。
9月入学よりも簡単に、より大胆に
クォーター制が日本を変える
【本書のポイント】
◎世界各地の大学を訪問し、財団、研究所、政府・軍隊などでの経験をもとに、日本で初めてクォーター制についてまとめた必読の書。
◎巻末には、コロナ禍の影響で大きく議論となった「九月入学」についても緊急加筆。
◎クォーター制がもつ可能性を幅広く考察。学生、職員、教員、地方自治体、企業、社会全体にとってのメリットを理解することができます。
◎「9月入学」をはじめとした、高等教育の教育制度改革について議論をすすめるためのはじめの一冊として最適で、わかりやすく簡潔にまとめられています。
◎教育者・政治家・学生とその保護者にぜひ読んでいただきたい一冊。
感想・レビュー・書評
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日本の会計年度に合わせて、クォーター制度の導入を提案しているところに自分がかなり賛同できました。
日本の大学の授業と履修実態は完全セメスター制を謳っていながらも、隠れ通年制度です。いっそクォーター制度を導入して、最先端の教育と人間形成を提供すれば如何でしょうと本当に思わせてくれる本です。
100分授業や105分授業で忙しくて、90分授業がいい…などなどの批判もあるが、アクティブラーニングを導入していて、ディベート中心の授業形態の場合は90分がむしろ少ないと言えます。実験が多い理系の分野は違うかもしれませんが、文系にとってはメリットがかなりあると言えます。
この本を読んで、ゆるい環境から脱出し自分の成長と将来のキャリアのためにも自分を一回追い込んで、能力の発揮、脳の活性化をしてみては?
と言うことを大学教員、職員と学生にも提案してくれます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
東2法経図・6F開架:377.21A/E45k//K
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キャンパスの可能性をもっともっと広げられる新たな日本の大学のあり方をもっともっと議論してほしい。日本らしさを見据えた提言だと感じた。