ブータン

著者 :
  • こぐま社
4.36
  • (14)
  • (6)
  • (5)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 100
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772101288

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大きくなったブータン。ゾウと一緒に品評会に出たところ大好評。お祝いにブータンを丸焼きにしたいと言われますが……。

    丸焼きになったブータンの絵にびっくりさせられますが、ほっこりの優しい話。

  • 『だいちゃんとうみ』で、作者の絵の色づかいに、たちまち虜になった。奇抜な色づかいだけれど、しかし現実に体験しうる光の瞬間をとらえている。作者に訊けばきっと、これはぜんぶ、実際に見た色だ、と答えるだろう。

  • ベンさんに愛情いっぱいに育てられた子豚のブータン。
    立派に育って有名になったけれど、それに目をつけた権力者が…。

  • 2018/8/17 10:07

  • お百姓さんの真っ直ぐなブータンへの愛情が伝わります。博覧会関係者がブータンを売ってくれ、お金はいくらだと言ったときの「博覧会の大成功はブータンのおかげでしょう。そのブータンを食べるなんて!」と顔を真っ赤にして怒る台詞が好きです。
    ブータンの愛らしさが絵から伝わります。色使いも個人的にとても好きです。

  • ベンさんは、野菜コンテストで一位に輝いた賞品にコブタをもらいました。
    「ブータン」という名前をつけて、大事に大事に育てました。

    ブータンはすくすく育ち、牛よりも大きなブタに育ちました。

    遠い街から偉い役人さんが来て、博覧会を開催するので、ブータンを貸して欲しいを言います。
    ベンさんは嫌だったけれど、役人に説得され、博覧会へ出ることに。

    ブータンのおかげで、博覧会は大成功。
    でも、役人は、博覧会成功のパーティにブータンの丸焼きをして祝いたい!っていうのです。

    ベンさんが怒ったのなんのって!

  • これはオススメ!感動です。

  • 大田大八さんの心温まる話

  • 村の野菜大会の大賞のごほうびにベンさんはこぶたをもらう。ベンさんはうれしくてうれしくて、かわいくてかわいくて、「ブータン」を育てる。ブータンはどんどん大きくなって…「スーホの白い馬」みたいだけどこちらはハッピーエンドです!

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

太田大八 1918年、大阪に生まれる。幼時をウラジオストック、少年時代を長崎県、東京神田で過ごす。『だいちゃんとうみ』『馬ぬすびと』『やまなしもぎ』、『鬼の橋』『セシルの魔法の友だち』(以上福音館書店)、詩画集『詩人の墓』(谷川俊太郎・詩)鼎談集『詩人と絵描きー子ども・絵本・人生をかたる』(谷川俊太郎・山田薫)などがある。

「2023年 『とき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

太田大八の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×