- Amazon.co.jp ・本 (99ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772190053
感想・レビュー・書評
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子どもが孤独のうちに身を置くことのプラス面が書いてあった。大人と同じように、子どもも孤独(ひとり)でいる時間(とき)が必要である。
科学や道徳の発展はこれにかかっているそうだ。創造的活動も途中で妨げられることのない、大きなかたまりとしての時間がいる。これを読んで、なんとなく、ファインマンさんのことを思い浮かべた。
ただちょっと、わかりにくい部分もあるかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うちの子供がボンヤリしているので、心配になって「ぼんやり」擁護論のこの本を読みました。
社会は膨大な情報にあふれていて、それらの情報から自分を守っている様子が「ボンヤリ」している時間だそうな。そう考えると、それも正しいような気がします。
自らが必要な情報を、自分で取りに行くことが出来るようになれば、「ボンヤリ」する時間もなくなるのかな?
そういえば、私もたまに「ボンヤリ」してますな。 -
西村さんのインタビューの中で紹介されてた。
きになる。
» インタビュー#001 西村 佳哲さん » こどものカタチ
http://www.kodomonokatati.org/interview/001/
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今まで思っていたことだけど、それをあえて言葉にして出されると、
なんかすごくインパクトがあった。
「もし人間が、そのための時間をとり、孤独の中に身を置いて、自分の内側で何かが起こることをゆるさなければ、人間は、必ずや精神的に行き詰まってしまうだろうと。
子供でもおとなでも、たえまなく刺激に実をさらし、外側の世界に反応することに多大のエネルギーを費していると、人間は刺激におぼれ、内面生活や、そこから生じる想像力、あるいは創造力の成長を阻止し、萎縮させることになるだろうと。」 -
2010/8/9再読。
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ひとりでいること、静謐な時間の大切さ---子どもにも、大人にも。
何もすることがない時間を持つことの重要さ。
原題 ”Children and Solitude" -
児童研修で参考書にあげられていたので読みました。
孤独でいることを肯定されていて何だか納得。
一人でいることを好む人は内なる成長を体感しその喜びを知っているのだな。ふむ。 -
分類=子供・内的成長・孤独。88年12月。