子どもに語るトルコの昔話

著者 :
  • こぐま社
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772190336

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  • 4-7721-9033-3
    C8098¥1600E.

    子どもに語る 
    トルコの昔話

    2000/11/10. 第1刷発行

    編訳者:小島満子(こじま みつこ)
    編集協力:山本真基子(やまもと まきこ)

    発行所:株式会社こぐま社
    NDC:929.中国を除く東洋文学


    -----------------
    はじめに
    ・カラスととげ
    ・金の糸のまり
    ・聖地メッカへ行けなかったキツネ
    ・がまんの石と刀
    ・ケローランと鬼の大女
    ・羊飼いの娘と王さま
    ・豪傑ナザル
    ・シカのお告げ
    ・チャンクシュ チョルクシュ
    ・ナスレッディン・ホジャのわらい話
     ・わかっている人は わからない人に
     ・まねかれたのは上着
     ・イチジクで幸い
     ・九百九十九枚の金貨
     ・だんまりくらべ
     ・わしは死んじまった
    あとがき
    --------------
    それぞれのお話についての短いコメント(子どもたちに話すときのコツなど)と参考にした原書が記載されていました。

    「子どもたちは身近な人からお話を聞くのが大好きです。どうぞ愛をこめて語ってください。」

    -手にした理由-
    「昔話」を読みたくなりまして、手にしました。
    表紙はきれいな青色のタイルの模様で、トルコっぽい雰囲気の贅沢な作りです。
    はるか昔から交易で栄えたところにはどんなお話があるのだろうと興味を持ちました。---

    日本にも似ているお話がありましたし、ヨーロッパのお話にも似ているものがある気がします。
    ナスラッディン・ホジャ は人の名前 職業はイスラムの教えを人々に話すこと 小さなお話がいくつかありましたが、一休さんのようなお話、吉四六さんのようなお話もあり、楽しみました。

    あとがきに書かれていた「サズ」という楽器が気になりました。吟遊詩人がこれを奏でながらお話をするのだそうです。古いゲームの中で見た吟遊詩人は小さな竪琴のようなものを抱えていた記憶がありますが、サズはギターのように抱えて演奏する弦楽器でした。弦は7本でネックは細く長く、美しい形をしていました。今はすぐに調べることができていいですね。

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