- Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
- / ISBN・EAN: 9784772411219
作品紹介・あらすじ
認知行動療法は論理的で知的なクライエントだけに効果がある?感情に焦点をあてない?大切なのはポジティブ思考?クライエントの過去は一切無視?…これら認知行動療法にまつわる疑問と誤解をまとめて解消!100のポイントとテクニックで認知行動療法をコンパクトに解説。臨床家必携クイック・リファレンス。
感想・レビュー・書評
-
なかなか高度な書籍です。読者の認識により理解度がかわるこれほどの本をわたくしは知らない。
思考と感情の区別:感情(不安、落ち込み、罪悪感、恥、怒り、、、、思考と区別してどれほど挙げられるでしょうか?)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
一個知ってると他の療法しやすくなるかしら。なんとなく理解したわ
-
タイトル通り、CBTのエッセンスが散りばめられている(のだと思う)。初学者が手っ取り早くCBTの外観をつかむとか、習熟者が振り返るためには良さそうだが、これを読んだからと言ってCBTができるようになるわけではない、とも思う。
-
認知行動療法の「わからなさ」をシンプルな表現で
簡潔に説明している良書。
認知行動療法を自分のやり方として
選ぶかどうかは別として、
知っていて損はない内容であると思う。 -
http://d.hatena.ne.jp/barworld/20100304/1267702949
「対人志向性格」と「自律性格」
人には2種類あって、「対人志向性格」の人と「自律性格」の人がいるそうだ(Clark and Steer,1996,『認知行動療法100のポイント』p28)。どっちか100%というよりは、そういう軸で人を見てみたらなんか分かるよってことなのかもしれない。
で、「対人志向性格」の人の中核概念?は、「幸せになるためには、私は愛されなければならない」なんだって。えっ?なんて言った?
幸せになるためには、私は愛されなければならない。
えーっつ_(0o0)_!そんな価値観あるのぉ?知らんかったー。あーびっくりした。
じゃあ何?私は大切な人にどうやって役に立てるかいつも考えてるけど、そんなんじゃ肝心のところ外してるわけ?ガーン。
そうだったのか。
でもそーかー、そういう人たちだったのか。どうりで恋愛やら友達付き合いやら家族の営みやらがメインの関心事になるわけだ。人生かかってるんだ。人生かけてるって言った方がいいか。
恋人や家族が大事じゃなかったら何が大事なのよ?あんた一体何考えながら生きてんの?という件は長くなるのでまた改めて。私だってすんごい驚いたばっかりなんですから。生まれて以来最大の目からウロコです。知らん事ってあるもんですな。