子どもから大人への発達精神医学―自閉症スペクトラム・ADHD・知的障害の基礎と実践

著者 :
  • 金剛出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772413312

作品紹介・あらすじ

発達障害の子どもたちに精神科医は何ができるか?児童精神科臨床において、予後はどの程度予測可能であるのか。著者の実践の中から生み出された、発達精神医学の基礎と実践の書。

感想・レビュー・書評

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  • ●子どもが十分に理解し吸収できるような教育上の配慮を受け続けることこそが権利であるとの認識を可能な限り早くから周囲が持てるよう、親や周囲の人たちを啓発することが、最も重要な早期介入である。(p.34)
    ●「同意する」ことを構造化して教える(p.93)
    ●子どもの発達の問題を親に伝えるにあたっては、親のパーソナリティや家族内力動について評価を行う必要がある(p.129)

  • 障害特性ごとの、具体的支援法が多く掲載されており参考になった。

  • 北里大学医学図書館OPACへ
    http://saosrv.kitasato-u.ac.jp/webopac/newexe.do?pkey=BB10120337

  • 表紙がほんわかしてるのが手に取りやすかった。
    筆者が「発達精神医学」とこだわって書いているのだけど、
    実際、私には何の違いか何の専門かはよくわからなかった。

    内容は、ふうんなるほど、とさらっとした感じ。
    特に「非障害自閉症スペクトラム」と「なんとか療法のあえて批判」のところを、興味深く読んだ。

    全体的に、可もなく不可もなく、目新しいこともなくって感じですが、
    良書であると思います。

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著者プロフィール

信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授。東京大学医学部医学科、東京大学附属病院、国立精神・神経センター武蔵病院、横浜市総合リハビリテーションセンター、山梨県立こころの発達総合支援センター所長、信州大学医学部附属病院子どものこころ診療部部長を経て、2018年より現職。博士(医学)

「2020年 『障害者・障害児心理学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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