マンガでわかるオトコの子の「性 」

著者 :
  • 合同出版
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772612333

感想・レビュー・書評

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  • 漫画が多く、とても読みやすい。
    主人公の悩みに、明日香先生が答えていく。
    リストカットやLGBT、性暴力など昨今の話題についても触れられていた。
    中学生〜高校生におすすめ。

    女子の性教育本は多くあるのに、男子の性教育本は、少ない。
    女子の周りには、母、姉、養護教諭、同性の友人など話を聞いてくれる人が多くいる。
    一方男子は、悩みを話せる人はまずいない。性の話を真面目に話せる先輩もいるわけもなく、電話相談は男子の方が多いとのこと。

    そっと、本棚に置いておこうと思った。
    悩める男子に届きますように。


    【自分メモ】
    監修の村瀬幸治さん
    高校で25年間保健体育教諭として勤務されていた。
    日本思春期学会名誉会員 
    人間と性教育研究協議会幹事

    著者の染矢明日香さん
    自身の大学時代の中絶経験をもとに、悩める子をなくしたいという信念で活動されている。
    NPO法人ピルコン理事長

  • 性について、漫画でわかりやすく書かれていた。絵も可愛らしく、間にはいる説明もわかりやすかった。
    日本では、性とは恥ずかしいものという意識が強いけれど、命や身体について理解することは大切なことだ。性被害や性加害を防ぐためにも、重要なことだと思う。
    本の始めは性に関することだが、後半はSNSのいじめやリストカットについても触れられていて、子供に役立つ内容だと思った。

  • 「これからの男の子たちへ」の著書を読み、子ども達には早い段階で正しい性教育をする重要性を感じたため、同書で子ども向けの性教育の本として紹介されていたこちらを読んでみた。2015年に書かれた本だが、狭義の性教育的な内容だけでなく、今言われている包括的性教育(性に関する知識やスキルだけでなく、人権やジェンダー観、多様性、幸福を学ぶための重要な概念)の観点から、息子達に是非伝えておきたい事が網羅されておりとてもいい本だと思った。是非、息子達が大きくなったら読んでもらいたい。

  • 自分が子供の頃に手をとって読めたら良かったと思った本。
    子供には読んでもらいたい。
    読ませておきたい本でした。
    気にしなくていいこととか、正直に書いてあっていいね。

  • 中学生の頃に読みたかった!
    それにつきる内容ですね。新しいだけあって最近の話題も含まれていて、とても読みやすくわかりやすい本でした。

著者プロフィール

染矢明日香
NPO法人ピルコン理事長。日本思春期学会性教育認定講師。思春期保健相談士。
イベントや啓発資材の企画、動画コンテンツの製作・発信、政策提言を行い、思春期からの正しい性知識の向上と対等なパートナーシップの意識醸成に貢献している。

「2022年 『はじめてまなぶ こころ・からだ・性のだいじ ここからかるた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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