食べものが劣化する日本

著者 :
  • 食べもの通信社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772677103

作品紹介・あらすじ

農薬やなどの健康への影響が明らかになり、禁止する国々が広がっています。しかし、日本は米国の農産物輸入の拡大要求に応じて、食品安全規制を緩和し続けています。
日本の医療費は、2017年度には42兆円を超え、50年前の100倍になっています。
医療が進歩しているのに、国民の健康が悪化し、とりわけ子どもたちの発達への影響が懸念されています。
その背景には、食べものの劣化があります。命をつむぐ食べものを取り戻すために、
マスコミでは報道されない市民運動からの情報をお伝えします。

感想・レビュー・書評

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  • 「フィリピン産バナナの残留農薬」という目次を見て、読むことを決めた本でした。
    日本で添加物を避けるには知識武装は必要。
    農薬や添加物、放射能など、「気にしすぎていたら食べるものなくなっちゃうよ」という人は多くいる。もうこの状態が当たり前でしょうがないと思わせられてしまっている日本やばいなと思った。

  • 国の発展に農薬や添加物が一躍買ったのは確かだと思うが、食を疎かにする政策があまりに広まり過ぎていて悲しい
    自分で勉強して、しっかり選んでいかないと
    気付かない間にとんでもないものを食べてしまっていそう
    それが子供にも影響するから余計に怖いと思った

    病気になった時に後悔することがないよう生きていきたい
    というか病気になって嘆いている人が
    個人の生活を見直すことなく
    現代社会を批判したり自分の生活を棚に上げたりするのが現状だろうから
    そういう実態も悲しい
    学校で人は食べ物でできてるということを教えてほしいものだ
    病気は防げるし病気の原因は必ず自分にあるということも

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著者プロフィール

食政策センター・ビジョン21 代表
NPO法人「日本有機農業研究会」理事
一般社団法人「アクト・ビヨンド・トラスト」理事
日本の種子を守る会 常任理事
1990年〜2000年 日本消費者連盟で、反原発運動、食の安全と食料農業問題を担当。
1996年〜2000年 市民団体「遺伝子組み換え食品はいらない! キャンペーン」事務局長。表示や規制を求める全国運動を展開。
2000年11月「食政策センター・ビジョン21」設立。情報誌『いのちの講座』創刊し発刊中。
2009年〜2013年 埼玉大学非常勤講師

『食べものが劣化する日本』(食べもの通信社)、『自殺する種子』(平凡社新書)、『わが子からはじまる食べものと放射能のはなし』(クレヨンハウス・ブックレット)、『消費者のための食品表示の読み方』(岩波ブックレット)、『遺伝子組み換え食品Q&A』(岩波ブックレット)、『食べてはいけない遺伝子組み換え食品』(徳間書店)、『食卓の危機』(三和書籍)他

「2022年 『私たちは何を食べているのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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