進化する地政学: 陸、海、空、そして宇宙へ (戦略と地政学 1)

著者 :
制作 : コリン グレイ  ジェフリー スローン 
  • 五月書房
3.36
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本棚登録 : 89
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784772704793

作品紹介・あらすじ

現代の眼で読み直した古典地政学から、宇宙時代・IT時代の地政戦略まで。欧米の国家戦略の根幹がわかる!戦略学からのアプローチで明かす現代地政学の全貌。

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の追記解説
    読みたくなる
    http://ch.nicovideo.jp/strategy2/blomaga/ar1046037

  • 試論とはいえ、スペースパワーのわくわくぶりが凄かったです!宇宙資源を制すれば、地球の運命を制する発想とスケールの大きさに感動。ランドパワーとシーパワーは、マッキンダーとマハンを取り上げた入門に適した内容です。 エアパワーは、陸海に継ぐ勢力として位置づけるには、飛行ルートや着陸地点による制限が大きく、課題が多すぎるのではないかと、個人的には思ってます。

  • 地政学に関する論文集。変わらない地理(宇宙空間も含む)に基づく分析論文には説得力がある一方、ランドパワーとシーパワーという分類は単純化しすぎているという批判論文も含んでいるため、読み応えがあった。ただ、散漫な感じは否めない。

  • 地政学の現在を示す論文集。

  • 150ページまで。

    81ページコピーしたい。

  • ナショナリズムはならず者の最後の砦である。砦に閉じ込められてレッテルを貼られる人間に共通するチンケなナショナリズムに陥らないために。

  • やっぱ11年前(1999年)の文章かなーって印象。civilizationやったほうが勉強になる気がする。解説にすごく上から目線を感じる。教授を思い出す。また個人的に、~のだという訳し方がむずがゆくてたまらなかった・・・。

  • 東欧を支配するものはハートランドを制し、ハートランドを支配するものは世界島を制し、世界島を支配するものは世界を制す。
    地政学というのは良きにつけ悪きにつけ国家という権力に使われてきた学問であるという面を否定できない。第二次大戦の時のナチスの御用学問としてプロパガンダ的な役割を果たしてきた。

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著者プロフィール

奥山 真司(おくやままさし)
1972年生まれ。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学卒業後、英国レディング大学大学院で博士号(PhD)を取得。戦略学博士。国際地政学研究所上席研究員。
著書は『地政学:アメリカの世界戦略地図』(五月書房)、訳書に『平和の地政学』(N.スパイクマン著、芙蓉書房出版)、『戦略論の原点』(J.C.ワイリー著、芙蓉書房出版)、『米国世界戦略の核心』(S.ウォルト著、五月書房)、『自滅する中国』(E.ルトワック著、芙蓉書房出版)、『南シナ海:中国海洋覇権の野望』(R.カプラン著、講談社)、『大国政治の悲劇』(J.ミアシャイマー著、五月書房)などがある。

「2023年 『クラウゼヴィッツの「正しい読み方」 新装補訂版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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