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- Amazon.co.jp ・本 (170ページ)
- / ISBN・EAN: 9784773899061
作品紹介・あらすじ
『カモメに飛ぶことを教えた猫』の作家の手になるミステリー2編。テンポが速く、しゃれた会話を通して、中南米の現実が孕む憂いと哀しみがあふれる。
感想・レビュー・書評
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ミステリ(?)2編収録。
「センチメンタルな殺し屋」
「ヤカレー」
どちらも筋は早めに読めてしまうのだけれど、テンポの良さですっと読める。特に「殺し屋」の方は会話(特に鏡の中の自分との)のテンポが素晴らしい。
「ヤカレー」は「ラブストーリーを読む老人」に通じるものが少しある話。でも主人公(元警視でチリからスイスに移住した保険調査員という設定)のキャラが立ってて好きだー。
両方ともラストはちょっと切ない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「センチメンタルな殺し屋」と「ヤカレー」の2編。
「事件」の謎解きは難しくはないですが、どちらもラストは切なさが残ります。
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