第3のビールは、なぜビールの味がするのか? ~新ジャンルの味覚を作る技術 (TECH LIVE!)
- 技術評論社 (2009年12月11日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774140919
作品紹介・あらすじ
日本が生んだ日本だけのお酒-発泡酒と「第3のビール」。世界的にも高いビールへの課税に対し、ビールメーカーは不屈の努力で新ジャンルを生み出し続け、ついに麦を使わずに造るまでに到達する。そのうえ糖質フリー、プリン体カット、完全アルコールゼロまで実現した。醸造という自然の営みが生みだす味を、人は技術でどこまで再現できるのか。味覚の官能に技術で挑んだ、ビール味の飲料をめぐる物語。
感想・レビュー・書評
-
技術評論社。タイトルとは異なり、前半は、元となるビールの作り方について。それをしっかり踏まえたうえで、日本の模造ビールの話をしている。しかし筆者のビール愛が溢れており、似非ビールではなく、新しい飲み物である、というスタンスがしっかり伝わってくる。しっかり取材されており、しかも読みやすいのでお勧めできる。「新ジャンル」って何?何で売れてるの?なぜ、ビールっぽい味がするの?その味の設計思想は?などの問いに、きちんと答えてくれる。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ビール生臭くてあまり飲めないから、何が違うのか分からなかったけど、原料がかなり違うので、それぞれ別の飲み物なのかなと思う。気が向いたらこのビールみたいなのを飲んでみようと思った。
-
☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB02517358
-
発泡酒、第三のビール、ノンアルコールビール、と次々にでるビール系の飲料。酒飲みとしてほぼ分かっているつもりでいたが、ここまで奥深いとは思わなかった!そして自分のなかに知らないうちにあった、偏見に気付くことも出来た。所詮ビールの紛い物と、思っていたが、そうではない。ビールメーカー万歳。日本に生まれて良かった。
-
☆$$内容を詳細に覚えではいないが、$$ビール作りの難しさは理解できた。$$安いビール≠まずいわけではなく、$$軽さ(ドライ)を楽しむには良いなど、発見はあった。
-
内容は面白いのに、誤字脱字の多さにびっくりした。
-
技術立国日本が生んだ日本だけのお酒「第3のビール」
「新ジャンルのビール」の造り方などビールにまつわる話が満載!「第3のビール」への見方が変わります!
第3のビールを楽しく飲んで、夏の暑さを乗り切ろう!
お酒は20歳になってから!!
<手書きPOPより抜粋> -
ビール、発泡酒、第三のビール、と、いろんなワードが飛び交っている昨今。ビール産業の歴史的な変遷から、発泡酒、第三のビールと繙かれていくので、とても解りやすかった。あとは、ビール一缶に注がれた情熱(企業努力)に感嘆。
-
お酒の歴史やビールの原材料について
酒税との関わり
発泡酒や第3のビール誕生の
経緯など詳しく書かれていました。
消費者のニーズに合わせて
求める味など考えて
開発に取り組んでいることが
伝わりました。