乱流と渦 ~日常に潜む不連続な”魔の流れ”~ (知りたい!サイエンス) (知りたい!サイエンス 71)
- 技術評論社 (2010年1月23日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774141473
感想・レビュー・書評
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数式が出ていなく,日常生活にありふれた事象を捉え解説されており,気楽に読めた。
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数式をほとんど使わずに流体の事象を説明している本。
気象(雲の種類や台風)と航空機が空を飛ぶ仕組みについて
の記述が特に豊富。
なぜ冬の夜空は星のまたたきが大きく見えるのか?
なぜ台風は季節によって進路が違うのか?
など以前にどこかで聞いたことがあるような朧げな知識を
改めてしっかり学ぶことができた。
飛行機に関しては実際の気象事例による事故なんかも多く
紹介されていて、偶然できた自然の猛威に驚くとともに、
それを予測する術が流体工学なので回避するために
前例から勉強することが重要だと思った。
本のあるところで、「飛行機を操縦していたら〜〜の
ようなことがあるが」というような、記述がいくつか
目立って、著者はパイロットなのかと思ったが
経歴をみると出版社勤務から独立したライターのようだ。
実際に経験があるような語り口なのでその点が少し気になった。 -
170121 中央図書館
前線(シアー)や渦度、飛行機の翼端渦や、翼のごちゃごちゃした構造物の意味など、マニアックな内容がかなり含まれている。数式いらずで流体「力学」入門できる。
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