身近なクスリの効くしくみ ―薬理学はじめの一歩 (知りたい!サイエンス 83)
- 技術評論社 (2010年6月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774142814
作品紹介・あらすじ
頭が痛いとき、おなかが痛いとき、かぜをひいたとき、私たちは何気なくクスリをのんだりしていますが、いったいどんなクスリをのんでいるのか、考えたことはありますか?そのとき、身体のなかでは何がおこっているのでしょうか?クスリのこと、身体のことをもっと知りたいあなたへ。
感想・レビュー・書評
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クスリ→体に良くも悪くも影響を与える化学物質全般
薬→そのうち、病気の治療に使われるもの
薬理学の世界は複雑な生理反応もまた扱うことになるので興味本位で本を読み進めるくらいでは理解できないことがわかりました。ただ、高校化学で学んだ知識と紐づいた時は内容が目から鱗でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の病にはあまり役立たなかった
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図書館で、医療系の棚ではなく、民間の向けの健康のほうに
おいてあったから、軽い気持ちで読んだが、しょっぱなから
Gタンパク共役なんたらとかでてきて、ビビった(笑)
人間はチクワである!!その通りだと再認識しました -
薬理学の入門書といった形で、難しい化学式は出てくるが、会話調の言葉で難しさを感じなかった。薬理学とはどんなものか、入門的に知りたい人にオスすすめである。
内容は、クスリとは何か、クスリの概論から始まり、痛みとは何なのか、作用について解説した後それぞれの各論に入る。4章が頭、5章が腹痛、6章がアレルギー、7章が風邪といった形である。
「知りたい!サイエンスシリーズ」は、理系の入門書としては良い本だと思う。 -
薬理作用に関することが図入りでわかりやすく
説明してある。 -
クスリとはリスクと表裏一体の関係にある。
1.胃で溶ける。
2.小腸で吸収する。
3.肝臓でまず初回通過効果。
4.心臓から全身へ分布。
5.肝臓で代謝。
6.腎臓を経て排泄。
緊張型頭痛は予防につきる。
風邪の原因はウィルス感染。