プロのための Linuxシステム構築・運用技術 (Software Design plus)
- 技術評論社 (2010年12月22日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774145013
作品紹介・あらすじ
システム構築運用/ネットワーク・ストレージ管理の秘訣がわかる。SAN、iSCSI、VLAN、L2/L3スイッチ、プロセス/メモリ/ファイルシステム管理、問題判別、プロとしてのLinux技術。Red Hat、Enterprise、Linux対応。
感想・レビュー・書評
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解説がしっかりしており、勉強本にピッタリです。
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薄いながらもLinuxサーバの基本的な構築から運用まで幅広く抑えているので細かくはないが、bondingやファイルディスクリプタ上限の設定、監視コマンドのオプションや各種設定ファイルの場所など、「そういえばあれってどこだっけ?」について必要最低限を簡潔に答えてくれる。これ一冊で全てがまかなえることもなく、必携というほどではないが、手元に置いて悪いことはない一冊。
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Linux初学者向けの本でありながら、通常の本ではなかなか語られないストレージ管理、ネットワーク管理、内部構造までを丁寧に解説してくれている。
今まで開発技術ばかりが気になり、ストレージ、ネットワーク等インフラ寄りの技術をほとんど持ち合わせていなかった。各論から入るとなかなか現場の内容が学べず、実感が伴わなかったのだが、本書のようなOSの運用という切り口から学んで行けると、どんな文脈で利用されている技術なのかがよくわかり、大変有意義だと感じた。
あと2冊姉妹本があるようなので、そちらも併せて読みたいと思う。 -
タイトルに「運用」とあるがコマンドの使い方ではなくハードウェアやカーネル等の深い話が中心。経験者が対象読者と明言するだけあって内容は結構難しい。自分も一読しただけでは理解できない部分が多々。でも裏を返せばLinuxをある程度使えて次のステップを目指してる人に最適な本だと思う。
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会社などでファイル共有サーバーを構築するのに最適な教本。
red hat を前提に説明してるがLinux 全般に通じる内容。
すごく実践的だが、いかんせん日本語がつたない。しかも図表が少ないため文章で表現しており、ページ数がいたずらに増えた感がする。
その点星を削ります。 -
主にSIerなど、システムインフラを整える仕事をしている方を対象に書かれているようだが、構築のために必要となるLinuxの基礎知識がわかりやすく記述されているので、Linuxに携わるすべての技術者にとって為になると思う。
特に、ファイルシステム・メモリ管理・ブートプロセスの説明はわかりやすかった。 -
とりあえずひと通り読んだ。
職業エンジニアの心構えがためになる。 -
Linuxのブートから運用、ストレージやネットワークといった周辺の話も盛りだくさんで非常に勉強になった。5年目になって今さら初めてしった知識も多く、かなり恥ずかしい。
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詳細なポイントが記載されていてかなり参考になりました。実経験に基づいた運用アドバイス等もあり仕事でも使えそう。
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ある程度Linuxの構造や、コマンドを知ってる人向け。
他の技術書と比べてこの本が圧倒的に優っている点は、「ビジネス要件」の視点があること。
よくあるHow to本とは一味違います。
おすすめ。