アナザー人類興亡史 -人間になれずに消滅した”傍系人類”の系譜- (知りたい!サイエンス)
- 技術評論社 (2011年4月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774146409
感想・レビュー・書評
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NHKのSFアニメ「ジーンダイバー」の監修をされた方の本。
現生人類に至るまでの進化と、それまでに現れ、消えていった現生人類以外の人類についての本である。
写真とかも多く、門外漢でも分かりやすかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
恐竜についてわかりやすく書かれた本は、この本の著者が著した本を含めて、たくさんあるけれど、化石人類についてわかりやすく書かれた本は、あまりないと思う。
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2015.06.072015.06.11
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ホモサピエンスとホモネアンデルターレンシスの間に交流があった…!もしかしたら、近縁種かも!なんて面白い。
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2019/1/4 詳細は、こちらをご覧ください。
『あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート』 → http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1243.html
2015/7/21〜11/8〜 追記
国立科学博物館 2015年7月7日(火)〜10月4日(日)
生命大躍進 −脊椎動物のたどった道−
NHKスペシャル 生命大躍進
「アフリカで誕生した猿人が、さまざまな淘汰を繰り返しながらホモ・サピエンスへと進化した過程」では、
もう一つの人類候補がいたんだそうです。
それが、ネアンデルタール人。
TVを見て この本を読んだことを思い出しました。
今回読んでみると、「イーダ」のことにも言及しています。(懐疑的な記述です)
前回読んだ時は、インパクトがなく記憶に無いけれど、以下の本も著者の参考文献に入っています。
2015/07/21 2回め予約 7/28借りる。11/7 読み始める 2016/01/21 今回も中断。
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2011/8/3 記
2011/6/29 予約 8/3 借りて読み始める。12/12 あと少しで中断
電脳会議 VOL143(2011)より
内容 :
人類になれずに消滅した“傍系人類”の系譜とは。
われわれの祖先の遠い血縁者である“アナザー人類”の数百万年の興亡を追い、ホモ・サピエンスの真の歴史に迫る。 -
ホモ・サピエンス以前に存在した人類。ネアンデルタール人だけでなく、さまざまな発達のレベルの人類が存在したようで興味深い。
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ホモ・サピエンス以外の人類亜種の歴史を、分かり易く解説。内容や構成に派手さは無いが、どんどん読めて面白い。
何故、我々人類よりも脳容積の大きなネアンデルタール人は絶滅したのか。
より原始的なチンパンジー、ゴリラ、オランウータンは何故絶滅していないのか。
知性の高さは、脳容積の大きさに比例する訳では無いのか。
インドネシアには、エブ・ゴゴと呼ばれる矮小人類の伝承がある。そのホモ・フローレシエンシスは、つい100年ほど前までインドネシアに住んでいたのだ。
興味は尽きない。 -
テーマ史
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古人類学の最新学説。ヒトの進化概観、1800万年前の最初のサル、直立者、直系祖先アウストラロピテクス、ホモ族、直系祖先ホモ・エレクトゥスの出アフリカ記、最も近い人類ネアンデルタール、ひっそり生き続けていたホモ・フローレシエンス。
10万年前くらいに絶滅の淵・数百人規模になったこと、そこから再度全大陸に広がったということ。 -
今年最後の読破になるかな。新年まで通勤ないし。ぎりぎり読み終わった。
ホモ・サピエンス以外のヒト属はいたのか、いたならどうして絶滅したのかというの話。結論は、よくわからないけど、たぶんいただろう、ということ。結局まぁよくわからんのです。多くの学者が学説を出しているが、豊富な資料がないから、決定的な裏付けにはならない。
ミトコンドリアの塩基構造を分析したり、螺旋パターンの一致を探したりしているんですよ。そんな高度な科学を駆使しても、謎は深まるばかり。ミトコンドリア・イヴ説も反対意見があるようだし、最近まで身長1mくらいの別のヒト属がいたとかいないとか。ヒトは知能によって地球の天変地異を生き延びたのではなく、ただの幸運によって生き残った説。もう学問ロマン過ぎて、この本だけでは収まりきれない。
タイムマシンができたなら、おばあちゃんの若い頃とかも興味あるけど、やっぱり何百万年も前の地球に行きたいかな。