- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784774505664
作品紹介・あらすじ
プロが明かす催眠術の理論と技法、そして実践現場に裏打ちされたテクニックを大公開。
感想・レビュー・書評
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催眠術に関する基礎的な知識が取りまとめられた良書である。シリーズで刊行しておられるようだが、その価値のある内容だろう。
順を追って一つ一つ説明を進めているため、まず読み物として大変読みやすい。その分、学術的な整理という点では恐らくあっちに行ったりこっちに行ったりしている印象も持ったが、それはむしろ工夫というべきものだろう。
催眠の理論面から実践まで、そして臨床の具体例まで丁寧に書かれた一冊である。これ一冊で催眠術というものの触りを語っていると言っても過言ではないだろう。
星五つと評価した。この現代書林から出ているシリーズは読んでいこうと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
催眠といえば怪しいものの代名詞みたいな感じだけど、この本はかなり誠実かつまともに催眠のテクニックを紹介していて好感が持てる。最後のセックスに関するところは人によって評価がわかれるような気もするけれども。
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エロ要素はいらなかったかな、と。
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「催眠術を使えるようになりたい」という人向けの指南書。
実践的な催眠誘導の仕方からかける側の心構え、催眠の仕組みといった内容が詳しく説明されている。
単なる説明書ではなく、丁寧に書かれていて著者の誇りも伝わって来て、退屈する事なく読めた。 -
(110204)
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悩みがあるときは、悩んでもいいんだって思うことがプラス発想なんです。
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催眠術のかけ方とのタイトル通り、催眠術の基礎について記述されている。催眠術もさることながら、そのバックボーンにある心理学の内容がおもしろい。人の心の動きの法則が駆使されて、催眠術はなりたっている。うまくできてるなと感心した。
以下本文内容抜粋
まえがき
・催眠術のノウハウは人とコミュニケーションをとるための最高のツール
第一章では催眠術をかけるのに必要な理論について。
第二章では具体的な技法を
第三章では技術を向上させるために催眠術ショーを例とした説明
第四章では成功率を上げるテクニックを紹介
第五章ではセックスへの応用
第六章では催眠療法について
第一章 ダブルバインド…二者択一で相手を誘導し、前提条件を変えていく。たとえば行くか行かないかの問題をどこへ行くか、なんで行くかという迷いに変換する。自分で選ばせるためにつまらなkったという思いは出てこない。
イエスセット…相手が必ずイエスという質問を連発して、精神的な条件反射を形成する方法。イエスを繰り返しているうちに惰性でイエスが潜在意識に浮かぶことを利用。ノーセットもある、
メタファー…コップをなぞり意識をひきつけ、そのまま会話を続け、聞かれたら、これあなたの口です。という。コップをしめると相手ははなせなくなるはず。
第二章 リードシステム
どの感覚を主に使っているかは人によって異なる。だいたい視覚タイプ、聴覚タイプ、触覚タイプこの3つがほとんど。
思い出すときに上を向く人は視覚タイプ、相手に向かって右斜め下は聴覚タイプ、左斜め下は感覚タイプです。
会話の中で「見える」など視覚を重視した言葉が含まれている人は視覚タイプ。
「聞かせてほしい」など聴覚を重視した言葉が多い人は聴覚タイプ。
「実感したい」など感覚重視した言葉が多ければ、感覚タイプ。
相手の言葉に合わせて自分も会話すると効果ある。
他にもりんごといえば?
→赤、丸い →視覚タイプ
→がりっ →聴覚タイプ
→手で持ってるように答える人は→感覚タイプ
第四章
浅側頭動脈圧迫法→こめかみのところでぴくぴく脈をうっているところを圧迫する。そうするとぼーっとしてきて、かかりやすくなる。(しなそくとうどうみゃくあっぱくほう)
後頭動脈圧迫法→左手で額を抑え、右手の親指と中指で首の後ろにある後頭動脈を圧迫する。
頸動脈胴圧迫法→のどぼとけの両脇でぴくぴくしてるところをおす。 -
催眠術とか胡散臭いとイメージが強いけど、素直に面白いと思った。催眠とは潜在意識を引き出すテクニックなのねー。心理学的で良いです。
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あなたは眠くナール
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未読。
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正直、催眠術とか胡散臭いと思ってたけど、意外と面白かった。当たりまえっちゃ当たり前だけど、潜在意識関係の本と書いてある内容がかなり似てる。
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【目的】
【引用】
【感じたこと】
【学んだこと】