ぼく、あめふりお

著者 :
  • 教育画劇
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774610597

感想・レビュー・書評

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  • 2013年度  幼稚園年長

  • てるてるぼうずなのに、その子がいると雨が降ってしまうのであめふりおと呼ばれているてるてるぼうず。
    他の仲間からも疎ましく思われてしまい、一人でまだ見たことのないお日さまを探しに行く。
    その途中で女の子に出会う。
    女の子はてるてるぼうずと雨の中一緒に遊んで、家の中でも遊んでくれた。
    女の子は雨の日も好きだそうだ。
    でも、女の子が明日は遠足なので、明日天気にして、とあめふりおに願って眠りにつく。
    あめふりおは、自分がここにいては駄目だと、その町を後にするのだった。
    あめふりおは去り際に昇るお日さまを見ることが出来るのだった。

    最後のページで、あめふりおが移動すると、雨雲も移動しているのが、面白いけれど、ちょっと物悲しい。

  • 読んでいるときに、突然の夕立。

    もしかして、あめふりおクンが近くに来たのかな。

    雨を連れてくるテルテル坊主のあめふりおクン。

    お日様を探しにゆくのだけれど、雨ばかりで。。。

    読んだら、ほっこり心が和む作品です。

  • 絵の目線が好き。雨を降らしてしまうてるてるぼうずのお話し。
    大人が読んでも楽しめる絵本。雨が嫌いな人に。

  • ぼく、あめふりお。てるてるぼうずなのに、雨をつれてきちゃう。お日様をさがしに旅をしていて、一人の女の子に出会った。雨が大好きなその子は、雨でもたくさん楽しみを見つけて、家の中でだって、いろいろ遊んでくれた。人形の家の雨傘と長靴をくれた女の子。まるで、お日様みたいな女の子。ずーっといっしょにいたいよ。でも、その子も明日は遠足なんだって。
    ラストはほろり、いい絵本!
    続編「あたし、ぴーかんちゃん」

  • あめふりお、なんていい男なんだろう。
    やさしくしあうことって、ものすごく素敵で泣けるものなのだなと思った。
    雨降りのお話なのに、とてもさわやか。

  • 晴れるためにつるされているのに、
    なぜか100パーセント雨が降るぼく…

  • 切ないっ!これで良いのか?あめふりお!
    でも、とても素敵な絵本。
    ちょっと大人むけかな。

  • 雨の日も楽しくなりそうな一冊。

  • てるてるぼうずとして生まれてきたのに、雨しか降らない“あめふりお”くん。だけど、健気で献身的な子なんです。自己犠牲ってこのことなのね〜。と、涙こらえて読んだ絵本です。健気なあめふりおくん、挿絵もとっても可愛いです。

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著者プロフィール

1974年神奈川県生まれ。絵本作家。東京藝術大学大学院在学中よりフリーランスで活動をはじめる。主な絵本に、『おすしのずかん』『パンのずかん』『ねこのずかん』「へんなえほん」シリーズ(白泉社)、「よこしまくん」シリーズ(偕成社)、『ぼく、あめふりお』(教育画劇)、『チュンとカァのじゃんけんぽん!』(PHP研究所)『どうぶつまねっこたいそう』(交通新聞社)など多数。

「2020年 『ちかてつ もぐらごう』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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