レンタルおばけのレストラン

  • 教育画劇
3.75
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感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784774613604

感想・レビュー・書評

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  • とにかく賑やかなおばけたちが沢山出るので、楽しめれる絵本。1体1て読むのが理想かも。
    〇未就学児~

  • 4歳でもいけそう。
    おばけたちがおばけレンタルを開始し、人間のレストランを助けていく。

  • 4.5

  • お寺に和尚さんが一人で住んでいた。
    けれど、実は周りには妖怪がいっぱい。
    みんな和尚さんのことが大好きで和尚さんの邪魔をしてばかりでうるさがられてばかりでとうとう追い出されてしまう。
    そんなとき、レンタルDVDやレンタカーの広告を見て、おばけたちはそれぞれの特性を生かしてレンタルお化け屋を始めることにする。
    宣伝をしていると、お客さんがあまり来ない自分の家のレストランを手伝ってほしいという依頼が女の子が来る。
    行ってみるとぼろくて繁盛していさそうなレストランだった。
    おばけたちはまずレストランをお化け屋敷っぽく改装して、お化け屋敷レストランを開店する。
    一旦木綿は自分の体を濡らして雑巾掛け。
    物知りの天狗の考えたメニューはお化け風。
    河童は皿洗い。
    砂掛けばばあは調味料係り。
    雪女は暑くなったお客さんを冷やす係り。
    そうして、お化け屋敷レストランは大繁盛。
    これからは自分たちの力でやっていくと言う店主さん。
    おばけたちは儲かったお金で和尚さんのボロ寺を修理するように和尚さんにお金を渡す。
    ところが、和尚さんは自分たちのお金は自分たちのために使いなさいと、自分はこのお寺で十分、とお寺の隣に立派なお化け屋敷を建ててくれる。
    おばけたちにも住む場所が出来たのだ。
    ところが、おばけたちはまたお寺に住んで和尚さんにうるさいと言われる日々だったのだった。

    おばけたちの能力現代でも通用するようにアレンジしているのが面白い。
    見返しにはレンタル妖怪たちのどんな能力があるかが書かれていて楽しめる。

    いろいろなお化けのメニュー、どれも工夫されていて食べてみたい。

    和尚さんがうるさい!と怒るのはあまり好きじゃなかったけれど、それ以外は好き。

著者プロフィール

1954年、大阪府生まれ。グラフィックデザイナーを経て、イラストレーター、絵本作家となる。講談社創作キャラクター賞、サンケイ新聞広告賞、パルコパロディ賞を受賞。現在、広告、児童書、絵本などを手がけるほか、絵本講座の講師などをつとめる。作品に「キャベたまたんてい」シリーズ(三田村信行・文)などがある。

「2022年 『がっこうのおばけずかん シールブック 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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