投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 (Modern Alchemists Series No. 89)

著者 :
  • パンローリング
3.60
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  • (1)
本棚登録 : 223
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784775990964

感想・レビュー・書評

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  • # 書評☆4: 投資家心理を読み切る板読みデイトレード術 | 見せ板の狙いや厚い板に値が動く仕組みについても解説

    ## 概要
    - 書名: 投資家心理を読み切る板読みデイトレード術
    - 副題: 「5%」であり続けるための考え方
    - 著者: けむ。
    - ISBN: 9784775990964
    - 出版: 2010-05-03
    - 読了: 2020-11-06 Fri
    - 評価: ☆4
    - URL: invest.senooken.jp/post/2020/11/08/

    ## 評価
    板読みについて学びたくて,「[板読みの意味をわかりやすく解説!初心者でも値動きを読んで売買する方法とは | LIVE出版オンライン(お金のトリセツ)](https://live-publishing.jp/finance/?p=16832)」で紹介されていて興味を持って読んだ。

    2010年に2億円程度の資産を持ち,板読みをメインとしたデイトレードを行っている個人投資家のけむ。 (上山健司) による板読みデイトレード術の解説本となっている。

    書籍の内容は大きく3部構成となっている。

    1. 心構え
    2. 板読み術
    3. 実例

    書籍の半分が心構えについて書かれており,個人的にはここはくどかった。

    残りの半分が板読みについての基本から応用まで,最後には具体的な取引例なども記されていた。板読みについては何も知らなかったので,知らないことだらけでとても参考になった。

    板と歩み値から相場の勢いや見せ板の有無を判断でき,少し先を予測できる。

    その他,見せ板の狙いや,板の厚いほうに値が動く仕組みについても書かれていて参考になった。

    理系出身の著者ならではの,心理的な根拠を論理的に説明されていて,理解しやすかった。

    短期取引やエントリーのタイミングを探る上で有益だった。

    ## 結論
    板読みの超短期投資を実践している個人投資家の投資手法でもある板読みについて書かれていた。

    短期投資をする上で,板読みができると相場の勢いを予想できる。

    基本的なことなのかもしれないが,板読みについては思っていたより情報が少なかったため,本で手法を学べたのは良かった。

    こちらで書かれていた内容を整理して日々の取引に取り入れたいと思った。

  • ☆3.5
    前半は心構え、後半は実例
    心構えを土台として大事にしている。
    実例は心理を読み取るのに慣れていない人には実例として良いと思う。
    自分の取引を思い起こしてみると色々思い当たる節があって反省できる。

  • テクニカルやファンダメンタルでの判断の本がほとんどだと思うが本書のように板読みに特化して書かれているのも珍しいと思い手に取った。
    板の中にも投資家の心理が表れていることを学び参考になる。
    流石に板だけでは不安でありチャートが基本だとは思うが、同じ値動きでも特に大きく動いた場合にどのような意図のもとに売買されたのかが値の歩みと板に現れているのが面白かった。

  • 初心者ですがとても参考になりました。
    最後の実践部分は、心理を細かく追っていて他にはなかなかなく、特に良かった。

  • 短期。デイトレ。投資。板がどのように動くか。
    面白いし、仕手筋の動きを理解する上では良い本だと思われる。
    最初はどうしたら成功するかとかが延々と続く。

  • 板読み出来ずしてデイトレーダーにあらず。板に刻まれる心理戦。

    • kabuproさん
      専業トレーダーが考えてる事がここにある
      専業トレーダーが考えてる事がここにある
      2011/05/13
  • 前半半分くらいが精神論的な内容だが、むしろ突き詰めていくと、もっとも大切なのはそこだと常々思っている。

    そういう人が、そういうことを加味して書いている本は往々にして良いものが多い。

    この本も例外ではなかった。

    土台造りに吸収しておいて損のない内容だと思います。

  • [ 内容 ]
    「勝ち組がわずか5%」といわれるトレードの世界において、心理戦(板読み)で勝つために必要な考え方を身につけることから徹底指導。
    大衆心理を手玉にとって板読みに挑め。

    [ 目次 ]
    第1章 なぜ、あなたは負けてしまうのか?
    第2章 どうすれば勝てるようになるのか?
    第3章 あなたのゴールはどこですか?
    第4章 板読みデイトレードの基礎知識
    第5章 板読みデイトレードの手法紹介
    第6章 小技紹介
    第7章 実際のトレード紹介

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    [ おすすめ度 ]

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    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 普段、あまり板を意識してトレードはしないが、
    ブレイクの際などの板読みに関して、いくつか大きな気づきを得られました。

    また、トレードで勝つためのテクニックだけではなく、
    本質的な考え方などの部分に多くのページを割いており、大変参考になる本だと思います。

  • 前半の考え方のパートがとても理解しやすい。板読みしないトレーダーでもとても役に立つ一冊。

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著者プロフィール

1975年生まれ。早稲田大学理工学部を卒業後、メーカーに就職するも、度重なる残業で体を壊し退社。その後、家庭教師、パチプロなどを経て、現在はデイトレーダー。予備知識ゼロで株取引を始め、チャートすら見ずに板の動きだけを見て株の売買をする「板読みトレード」という手法を生み出す。2016年にトレーダー仲間6人で、アミューズメントカジノ「秋葉原カジノクエスト」をオープンさせた。著書に『板読みデイトレード術』(パンローリング)。

「2019年 『ゼロから勝てるポーカー カジノオーナーが教えるテキサスホールデム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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