稼げる投資家になるための投資の正しい考え方 -歴史から学ぶ30の教訓- (Modern Alchemists Series No. 115)
- パンローリング (2013年4月13日発売)
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感想 : 18件
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- Amazon.co.jp ・本 (242ページ)
- / ISBN・EAN: 9784775991237
感想・レビュー・書評
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★★☆☆☆
歴史から学ぶ投資の30のルール
【内容】
投資をするうえで真に大切な「投資の正しい考え方」とは何かについて徹底的に紹介。理解しやすくするために、歴史の事例を取り上げ、全30話であらゆる角度から解説。
【感想】
しまった。予想と違った。
過去の相場の出来事から紐解くのかと思っていたのですが。
本当に「歴史」から学んじゃいます。
徳川家康とか孫武(「孫子の兵法」の著者)や中世ヨーロッパまで広がります。
歴史好きなので読み物としては面白いけど、投資本としてはイマイチでしょうか。
タイトルは「歴史から学ぶ投資の30のルール」が適切でしょう。
とにかく防御せよ、生き残れが至上命題として書いてあります。
やはり歴史と結びつける必要があるので、そりゃ強引だろって感じです。
【引用】
・自分が平静でいられる範囲内でトレードをすること
・連戦連勝時には、損切りがしにくくなるという大きな副作用が発生する。
・損切りとは、後方に前進することをいう。
・あせりを抱きながらのトレードの勝率は格段に落ちる
・過去の含み益を基準にして判断してはいけない。
成功から始まると損切りがしにくくなるという人間心理がある。
・「個別の強い思い」と「現実の状況」を比較する。後者が大切。