- Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776208952
感想・レビュー・書評
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求めよ、さらば与えられん。
探せよ、さらば見つからん。
叩けよ、さらば開かれん。
死ぬときに、一緒にいたい人。
後悔すること。
満足すること。
なぜ自分なのかと思うこと。
当たり前のことをやりたいと思うようになること。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
娘っこピアノ待ちのスタバで読了(1)
少しずつじわじわ効いてくるんだろう。 -
「やらずに後悔してこの世を去る事が一番辛い 」幾つになっての変わらないのかな
天国にいるおとうさまの内容は重要だとおもう -
16.9.8
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読了。図書館でかりる人が多かったようなので読んでみた。
著者はクリスチャンでホスピスの医者。
人は他人と比較して自分の価値をはかり、健康なうちはその比較の価値観に振り回されるというところに考えさせられた。
他人との比較により、自分を客観的に見つめることができるし、「あの人に負けたくない」「あの人のようになりたい」という気持ちが頑張るための原動力になるので悪いことではない。
しかし死を目の前にすると、それはなんの意味もなさない。「それ以上に大事なことがある」ということに気づき、自分を肯定することができれば穏やかに生きることができると著者は述べている。
また、自分を否定的に見ている人は「もし自分に残された時間が少なかったら」と想像してみる。
未来を失うということは生きている意味を失うこと。
そう考えると明日の予定、未来の目標を話すことができるのはとても幸せなことである。
「明日のことを語ることができる」のはそれだけで宝物を手にしているということ。
また、自分自身で「やらない」ことを選択しているのではないか。自分で肯定し、新たなことに挑戦して人生や生活を変える覚悟をすることを選択することができることに気づくと人生の見え方が変わるのではとも述べている。
ちょっとやる気が出た。
(160902) -
多くの看取りにかかわってきたホスピス医の著書。
やはり、がんや病気で自分の最後がわかったとき思うことは
みんな似ている。
当たり前のことができなくなってしまった辛さや、しにたいと思うほどの苦しみ。
それを救ってきた著者。
動けなくなった自分でも生きている幸せを感じること。
その立場にならないとわからないだろう。
でもそんな場面に多く携わってきた著書の思い。
何でもない今日に感謝
やらずに後悔が一番つらい
希望と現実のギャップが苦しみを生む
無力な自分も受け入れる -
2016.7.9
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たくさんの人を看取った著者が、日々を大切に生きなくてはいけない事を教えてくれる。
まだ明日、明後日、来月、来年の予定を考えられるということは当たり前だと思っていたが、それはとても恵まれていることで、元気に未来を生きられることを想像できるということは、感謝すべきことである。このことを改めて考えさせられた。健康で平凡に日々暮らしていると、月日だけがあっという間に流れてしまって、気づいたときには体が思うように動かないかもしれない。死を宣告されているかもしれない。いつかやればいい。何てことは今やらないと一生やらないままになってしまうかもしれない。何もしなくても時間は流れていくということを忘れずに、日々をもっと大切に過ごしていこうと思った。 -
介護職をしているので色々思いながら読んだ。