「空腹」こそ最強のクスリ

著者 :
  • アスコム
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776210191

感想・レビュー・書評

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  • 最後にものを食べて10時間ほどたつと、肝臓に蓄えられたグリコーゲンがなくなり脂肪が分解され、エネルギーとして使われるようになる。

    そして、16時間以上になると体の中でオートファジーが機能し始めます。

    オートファジーとは、「細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられる仕組み」であり、細胞が飢餓状態や低酸素状態に陥ると不要な物や老廃物が一掃され細胞や器官の機能が活性化する。
    また、病原菌を分解・洗浄もしてくれる。

    空腹は1日3食の習慣、食べ過ぎが体に与えたダメージをリセットし、体を内側から蘇らせてくれる。

    まさに空腹こそが最強のクスリ。

  • 昔は土日の朝はご飯を食べないことが多かったんだけど、この本によれば理にかなってたんだな〜と。16時間の断食は毎日の実践は無理だけど、週末ならできそう。

  • 食べない時間を16時間連続で取れば、健康になるという話だが、とりあえずやってみようかと思っている。寝てる時間を使えば、16時間はなんとか確保できるだろう。
    好きなものが食べられない、アルコールは止めろと言う事では無いので、やってみる価値はあるのかと。
    いい本だと思う。

  • この本、何回も読んでいるのに登録してなかった

    16時間断食でオートファジーを起こし健康に!
    空腹時間にお口が寂しいときは、以下の食べ物でごまかす
    ナッツ
    生野菜サラダ
    チーズ
    ヨーグルト

    断食をするときは筋肉の分解も進むので筋トレを!
    現代人は食べ過ぎ
    私の生活リズムに合わせると、
    20時までに食事
    朝はブロッコリー入りみそ汁を
    10時にナッツを
    12時に昼食
    で、始めてみよう

  • 一日三食。当たり前だと思っている人は一度この本を読むことをおすすめする。日中ダルさや眠気を感じる人は読んで確認するのをおすすめする。
    というのも知らず知らずに白砂糖中毒になっている可能性があるからである。実は私自身も長年ダルさと眠気に悩んでいた。
    対策としてエナジードリンクを飲んでいたのだがこれが逆効果。むしろ悪化したのだと思う。血糖値の乱高下による急激な眠気に襲われることになってしまった。
    16時間断食はYouTubeで知った。本書もそこの紹介である。なるほどこういうことかと合点がいった。
    エビデンスやファクトについては言及がないところも多数あり疑わしい様に感ぜられる。仕組みを理解した上で自分の身体で試す。それで効果を実感するのが良いだろう。
    空腹であることはサーチュイン遺伝子を活性化させるという話もある。そもそもヒトはそれほど潤沢に食べてはこなかった。であれば先祖が生き残った状況に近いかたちで暮らすのは身体には優しいはず。
    あ試しするなら自己責任でお願いしたい。

  • 空腹時間がもたらす健康について教えてくれる。

    昔から満腹まで食べている家庭で、ご飯3杯ほど食べてすごしていたが、この本にあるように、朝食を抜き、16時間の空腹を意識して行動するようになってから、嘘みたいに体が軽くなった。

    親に読んで欲しいのだが、どうすれば良いのだろうか、、。興味関心のある時にしか言葉って響かないから、、うーん。
    とにかく自分は今後も継続していきたい。

  • 実践して約一年が経過。
    趣味として筋トレも行っている。ボディビルディングにおいて、空腹時間を設けるにはそれなりの勇気が必要だった。

    当時のBIG3の合計は560kg。体重は83kg。

    16時間断食一年経過後。
    BIG3合計540kg。体重は76kg。あくまで減量期を挟んだ上での数値だ。
    中々の及第点ではないだろうか。

    色々とメリットはあるが、一番は食のストレス(食べなければならない)から解放されたことだ。私は食べることが苦痛だ。それから解き放たれたのは大きなメリットといえる。朝起きたときになにも食べないですむのは幸福だ。できる行動が増える。

    欠点としては食べれる時間の8時間の内に筋肉維持必要摂取量を食べるのがしんどかったりする。
    デメリットはそれくらいか。

    ちなみにジャンクや、ラーメン、菓子、脂質の高い揚げ物などは勿論食べない。本書ではなに食べてもOKと書いていたがそんなわけない。良質なものを食え。一番の理想を叶えられるのは一番辛い思いをしたやつだけだ。その先に今までの辛さを払拭するものがある。
    最初は辛くても必ず人間はその環境に慣れるものだ。

    トレーニーにとっては、本書を読む以外に色々と試行錯誤する必要はあるが、私は断言する。

    16時間の断食をしてもカタボリックは起きない。
    使用重量も落ちない。
    健康にも寄与する。

    本書が良いと感じたなら『ライフスパン』というより専門的な本を読むといい。中々骨がおれるが、読み終えれば間違い無く人生が変わるだろう。

    トレーニーであってもこの健康法は両立出来る。
    人間は食べ過ぎ。それをまず認めよう。
    馬鹿みたいに飯を食い、馬鹿みたいなフォームでひたすら重量を追い求め、考えることをやめてしまった、そこらの脳筋トレーニーにならないよう注意が必要だ。

  • 以前から朝食食べずの1日2食のスタイルでした。健康の為と去年朝食を摂るようにしましたが朝は食欲がなくやめました。普段から本の内容通り空腹時間は16時間近く空いてる事が多いので、この本を読んで今のスタイルで大丈夫だと安心できました。
    今後もしっかりと内蔵を休ませてあげてオートファジーさせたいです。

  •  とても分かりやすくて読みやすい本。

     普段健康のためにと意識していた一日三食が糖質過多を引き起こして、健康を害しているかもしれない!例えば、食べたあとすぐに眠くなったり、食べても食べてもお腹いっぱいにならなかったり。この本を読めば、それらの原因とその時に体の中で起きていることを理解できると思う。

     題名の通り「空腹」の時間には、健康や美容のために重要な活動がたくさん行われているらしい。毎日の食事を8時間以内で済ませることは難しいかもしれないけれど、週末だけでも16時間の空腹の時間をつくって、オートファジー(細胞内の古くなったタンパク質が、新しく作り替えられること)が生じる生活をしていきたいと思う。次は腸内環境や筋トレに関する本を読みたい✨

  • ・睡眠8時間+空腹8時
    ・空腹でオートファジー
    ・ナッツ類はOK
    ・土日をリセットに使う
    ・筋肉減少は軽い筋トレで抑える
    ・未消化のタンパク質が腸から悪影響
    ・空腹を楽しみ、アンチエイジング

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著者プロフィール

青木 厚(あおき あつし)
医学博士。あおき内科さいたま糖尿病 クリニック院長。 自治医科大学附属さいたま医療セン ター内分泌代謝科などを経て、2015 年、 青木内科・リハビリテーション科(2019 年に現名称に)を開設。糖尿病、高血圧、 高脂血症、生活習慣病が専門。 インスリン離脱やクスリを使わない治 療に成功するなど成果を挙げている。 自身も40歳のときに舌がんを患うも 完治。本書の健康法を実践し、がんの 再発を防いでいる。著書『「空腹」こそ 最強のクスリ』(アスコム刊)は40万 部を超えるベストセラーとなる。

「2022年 『青木式 すごい「感冷」健康法  細胞の活性化が健康と若返りを同時に叶える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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