魔女のシュークリーム (おはなしいちばん星)

著者 :
  • ビーエル出版
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感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776405993

感想・レビュー・書評

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  • 大好物の100倍のシュークリームを食べると、魔女に支配された動物たちが助かる?!ダイスケと魔女の死闘を括目せよ!…いい感じにとぼけていて、おいしそうで、楽しいお話です。(i44)

  • こそあどの森のシリーズを読み終えて、
    岡田淳さんのほかの作品を読むことにしました。

    できることなら、
    とっても大きなものを食べたいと願うほどの
    好きな食べ物は、ありますか?

    その名前を言うこともできないくらいの
    苦手な食べ物は、ありますか?

    主人公のダイスケや、どうぶつたちの表情に笑いつつ、
    共感しつつ、読みました。

    魔女、必見です…!

  •  あれ、いつの間に岡田淳さんの新刊が!と借りてきました(発行は1年前ですが)。シュークリーム大好きな男の子が、ただ「でっかいシュークリームを食べる!」というミッションに挑む、子どもの夢と野望(←希望ではなく!)満載の物語です。
     毎日片道3kmの遠距離通学と宿題に疲れている娘(当時小2)が読み終わった後、「あ~面白かった!」と清々しい顔をしていました。

  • 魔女から解放されたいカラスと黒猫に頼まれて、巨大シュークリームを食べるなんて、おもしろい。これも、おもしろくてワクワクドキドキ、そして、おいしそうなお話。

  • シュークリームが大好きな男の子ダイスケは、ある日黒猫とカラスに「百倍の大きさのシュークリームを食べてもらいたい」と話しかけられてびっくり!

    彼らは魔女に『いのち』を握られていて、地下室にあるシュークリームの中に隠されているとのこと。
    ダイスケは魔女が眠っている時間内に百倍の大きさのシュークリームを無事食べて動物達を救うことができるのか?


    動物達はシュークリームを嫌いになる魔法をかけられていて(アレと呼ぶくらい苦手)近づくことができないのでダイスケはまさに救世主!
    シュークリーム好きという変わった特技?が動物達を救うことになるというのが面白かったです。

  • シュークリームが大好きでたまらないダイスケは、お姉ちゃんのぶんまで
    食べようとして、おかあさんにしかられました。
    ぼくがどれだけシュークリームが好きか、おかあさんはわかってないんだ。

    怒って家を出たダイスケが、公園で出会ったのは、言葉をしゃべるネコとカラス。
    ダイスケにたのみごとがあって、話しかけたと言っています。

    そのたのみごととは、「シュークリームを食べること」ですって。
    どういうこと?

  • シュークリームが大好きなダイスケのもとへ、動物たちが魔女の呪いを解いてほしいと助けを求めにやってくる。普通に人間の言葉を話す猫やモグラたち、驚くダイスケにかまわず巨大なシュークリームを食べてほしいとたのむ。

    大好きなシュークリームを食べる事で魔女の魔法をといたダイスケは、その後も動物たちと心を通わせる。メデタシ、メデタシ!

    岡田淳らしいユーモアのあるファンタジー。2年生くらいから

  • (※ネタば有り)公園で会ったふしぎなカラスとネコ。なんと話をすることができて、しかも魔女に魂を奪われ、こき使われているらしい。魂を取り返すには、「巨大なシュークリームを食べて中のビンから魂を解き放つ」。そして主人公はシュークリーム好き。この設定が既に面白いですが、巨大シュークリームを食べる様子や魔法でシュークリーム嫌いにされた動物たちがもがき苦しむ描写は面白い(笑)学年問わず楽しめそうです。

  • ダイスケの頭の中はシュークリームでいっぱい。百倍のおおきさのシュークリームだって食べられる。そんなダイスケにたのみがあると、カラスとネコがやってきた。巨大シュークリームの中にかくされた、じぶんたちの「いのち」をとりかえしてほしいというんだ。もちろんダイスケは百倍シュークリームのためなら危険な魔女の家にしのびこむ。ところが…。
    読んでるだけでおなかいっぱいですが、ピンチをものともしないダイスケのシュークリーム愛に拍手!

  • 作品の安定感は、さすがだと思います。ただ、最後の「まもってあげていた」あたりは、子どもにはあまりピンとこないように思いました。

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著者プロフィール

1947年兵庫県生まれ。神戸大学教育学部美術科在学中の1966年に「星泥棒」を自費出版。西宮市内で小学校教師をつとめながら1979年に『ムンジャクンジュは毛虫じゃない』(偕成社)を発表。1981年『放課後の時間割』で「日本児童文学者協会新人賞」を受賞。教壇に立ちながら1年に約1タイトルのペースで作品を発表。数々の賞を受賞する。「こそあどの森」シリーズ(理論社)は国際アンデルセン賞オナーリストとなる。アジア各国では翻訳本も出版されている。岡田淳作品で読書嫌いが治った、本好きになったという人は多い。

「2008年 『人類やりなおし装置』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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