- Amazon.co.jp ・本 (112ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776405993
感想・レビュー・書評
-
大好物の100倍のシュークリームを食べると、魔女に支配された動物たちが助かる?!ダイスケと魔女の死闘を括目せよ!…いい感じにとぼけていて、おいしそうで、楽しいお話です。(i44)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
こそあどの森のシリーズを読み終えて、
岡田淳さんのほかの作品を読むことにしました。
できることなら、
とっても大きなものを食べたいと願うほどの
好きな食べ物は、ありますか?
その名前を言うこともできないくらいの
苦手な食べ物は、ありますか?
主人公のダイスケや、どうぶつたちの表情に笑いつつ、
共感しつつ、読みました。
魔女、必見です…! -
あれ、いつの間に岡田淳さんの新刊が!と借りてきました(発行は1年前ですが)。シュークリーム大好きな男の子が、ただ「でっかいシュークリームを食べる!」というミッションに挑む、子どもの夢と野望(←希望ではなく!)満載の物語です。
毎日片道3kmの遠距離通学と宿題に疲れている娘(当時小2)が読み終わった後、「あ~面白かった!」と清々しい顔をしていました。 -
魔女から解放されたいカラスと黒猫に頼まれて、巨大シュークリームを食べるなんて、おもしろい。これも、おもしろくてワクワクドキドキ、そして、おいしそうなお話。
-
シュークリームが大好きでたまらないダイスケは、お姉ちゃんのぶんまで
食べようとして、おかあさんにしかられました。
ぼくがどれだけシュークリームが好きか、おかあさんはわかってないんだ。
怒って家を出たダイスケが、公園で出会ったのは、言葉をしゃべるネコとカラス。
ダイスケにたのみごとがあって、話しかけたと言っています。
そのたのみごととは、「シュークリームを食べること」ですって。
どういうこと? -
シュークリームが大好きなダイスケのもとへ、動物たちが魔女の呪いを解いてほしいと助けを求めにやってくる。普通に人間の言葉を話す猫やモグラたち、驚くダイスケにかまわず巨大なシュークリームを食べてほしいとたのむ。
大好きなシュークリームを食べる事で魔女の魔法をといたダイスケは、その後も動物たちと心を通わせる。メデタシ、メデタシ!
岡田淳らしいユーモアのあるファンタジー。2年生くらいから -
(※ネタば有り)公園で会ったふしぎなカラスとネコ。なんと話をすることができて、しかも魔女に魂を奪われ、こき使われているらしい。魂を取り返すには、「巨大なシュークリームを食べて中のビンから魂を解き放つ」。そして主人公はシュークリーム好き。この設定が既に面白いですが、巨大シュークリームを食べる様子や魔法でシュークリーム嫌いにされた動物たちがもがき苦しむ描写は面白い(笑)学年問わず楽しめそうです。
-
ダイスケの頭の中はシュークリームでいっぱい。百倍のおおきさのシュークリームだって食べられる。そんなダイスケにたのみがあると、カラスとネコがやってきた。巨大シュークリームの中にかくされた、じぶんたちの「いのち」をとりかえしてほしいというんだ。もちろんダイスケは百倍シュークリームのためなら危険な魔女の家にしのびこむ。ところが…。
読んでるだけでおなかいっぱいですが、ピンチをものともしないダイスケのシュークリーム愛に拍手! -
作品の安定感は、さすがだと思います。ただ、最後の「まもってあげていた」あたりは、子どもにはあまりピンとこないように思いました。