マッチ箱日記

  • ビーエル出版
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感想 : 54
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784776406051

感想・レビュー・書評

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  • ひいおじいちゃんの子ども時代、貧しかった家族はイタリアからアメリカに、仕事を求めて移り住みました。

    ひいおじいちゃんは子どもの頃、読み書きができなかったので、その時々の思い出のものを小さなマッチ箱に入れて、忘れないように日記がわりにしていました。

    箱の中に入れたのは、ビンのフタだったり、ヒマワリの種だったり、新聞紙の切れ端だったり・・・。

  • 課題図書(高学年) 第60回青少年読書感想文全国コンクール課題図書(2014年)

  • 『ウエズレーの国』がおもしろかったので、図書館で借りた

    ひいじいちゃんがひまごと共に、自身が読み書きができなかった頃に、その時々の思い出の品物を入れていた一つ一つのマッチ箱を開けながら、昔を振り返るおはなし

    一つ一つのマッチ箱の中から、一つ以上の思い出がよみがえる
    生きて行くには、本当はあまり多くのものは必要ではないと思う
    その時その時に、きらきらしたり、しなかったりしたものを少しとっておくだけで良いんじゃないかと思う
    絵が美しくて文章には漢字が多くて、子ども向けの絵本ではないと感じた

  • 「愛をみつけたうさぎ」「ゆきのまちかどに」(ポプラ社)バグラム・イバトゥーリンのイラストが楽しみ

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    「イタリアから移民としてアメリカにわたった少年は、働きに働き、思い出をマッチ箱に残してゆく。
    きびしい暮らしのなかで、生きる支えとなったマッチ箱日記。
    やがて少年は文字を覚え……。
    少年の目を通して、移民の暮らしと困難な時代をあざやかに切り取った秀作。
    マッチ箱日記をひとつひとつ開けながら、ひいじいちゃんが、ひ孫に自分の半生を語る、という形で物語は進みます。」

  • 日記はただ字で書くだけでなく、その時々のものを残して記録しても日記になるのね。おじいちゃんのマッチ箱にこめられたいろいろな出来事。

  • 10歳からおすすめ。
    良質な映画のような作品。
    美しい写実的な絵で、アメリカ移民をテーマに、家族愛を描く。
    タイトルにもなっているマッチ箱が、物語を魅力的にする小道具として素晴らしい役割を果たしている。
    この完成度を多くの人に経験してほしいです。
    大人向け。

  • 暖かみのある絵に癒される。

  • 絵がとても素敵だなと思います。
    文章にばっちり合っていて心に染みる物語です。

  • マッチ箱の中に大切な思い出を入れた,それは文字のない日記.
    絵のセピア色の写真のような美しさ,丁寧に描き込まれたマッチ箱の一つ一つ違った存在感,素敵でした.

  • 写実的な絵が好きだ。古いマッチ箱の絵にレトロな風合いがよくマッチしている。イタリアから苦労してアメリカにやってくる物語なんだけど、現在は幸せそうで良かったな。

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