- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784776409700
作品紹介・あらすじ
春の森で、動物たちがお互いをぎゅとしながら挨拶をしています。でも、ハリネズミくんはそれができません。とげとげしたハリが嫌いでした。けれど、あるきっかけから「嫌い」を「好き」に変えるため、自ら働き始めます。それは「おくりもの」のかたちになって巡っていきます。
感想・レビュー・書評
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〝長い冬から目覚めた森の動物たちが、嬉しそうにお互いをギュッとしながら、春の挨拶を交わしています...「あいたた! 刺さった! ハリが刺さった!」「わあ ごめん!」...ハリネズミくんは、自分のトゲトゲのハリが嫌いでした「もっとフワフワだったらいいのにな・・・」熊さんが隣に座って言いました「ぼくも体が大きすぎて嫌だなと思うことがある。でも、大きいから出来ることもあるんだよ」 「ぼくのハリにも出来ることがあるのかな?」〟・・・「嫌い」を「好き」に変える<豊福まきこ>さんの知恵と優しさの絵本です。
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お友だちと「ぎゅっ」ができないから、自分の針が嫌いなハリネズミくん。友だちは沢山いるし、みんな仲良くしてくれて、針があるから嫌う子も(針が刺さった狐くんでさえ!)いないのに。
でも、自分の嫌いなところを活かすアイディアが! 友だちに素敵な贈り物ができました。みんなのお礼も素晴らしいサプライズ! 花が咲き乱れるシーンに歓声が上がりそうです。ハリネズミくんがポジティブになれて、よかったよかった。
後ろ見返しには、ハリネズミくんのお礼が…。 -
こんな世の中だからこそ、読みたい本です。
ぜひ買って家に置いておきたいです。
あったかくなり、動物たちがみんな優しい…
かわいいな、と思いました。
子供に読んであげて、優しい子になって欲しい。
繰り返し読んでしまいました。
読み聞かせにもぴったり!
一人で読みましたが、声を出して読んでしまいました。 -
自分のきらいなところも、だれかのために役立てたいと思う気持ちがすてきです。
心のこもったおくりものを受けとって、お返しにハリネズミくんを喜ばせてあげようと計画する動物たち。優しさがあふれる作品でした。 -
3歳〜。
ストーリーも絵もあたたかさがある。
エヴァのヤマアラシのジレンマのエピソードを思い出しました。絵柄は、どことなくジブリとディズニーの雰囲気を感じます。 -
2023.02 1-3、3-1
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なんともかわいらしい話。
みんなそれぞれいいところがあるってことがテーマなんだろうけど・・・
花を挿して「ほら、痛くない」はかなり無理があるなあ。
ハリで編み物をするってのもねえ、
ハリネズミのハリ、もっとそのままでいい話にしてほしかったなあ。 -
登場する動物たちがみなお互いを思いやる気持ちで溢れており、絵もほんわかと優しいタッチで、子供も大人も優しい気持ちになれます。
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絵も美しいし、すごく良い本!