大正ロマンチカ 4 (ミッシイコミックス Next comics F)

  • 宙出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784776735991

感想・レビュー・書評

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  • 栞さんの家の使用人、人形を汚したから証拠隠滅って
    あまりに悪質過ぎてびっくりした。
    佐伯さんの恋は切なくちょっと気の毒。
    いくら愛していても流石に世間が敵に回れば
    守るのは難しい。
    口で世界中を敵に回しても云々と言うのはいくらでも言えるが現実は厳しい。

    ロイが情報をリークし、明との関係が報道されることになる。
    世論というのは勝手なもので、その後どうなったかまで注視する者も少なく
    世間的には犯罪者の娘でしかない明は
    レイヴィスが真相を暴いたとしてもその真相が浸透するまでは時間がかかる。
    その間周囲からの中傷を受け続けることになる。
    確かに葉山の言う通り、それでは明が辛すぎる。

    葉山が明の味方だと言ってくれるのも有り難いが、
    さらっと「わたしも葉山さんの味方ですよ」
    と言える辺りが明らしい。

    佐伯さんが頼んでくれて栞さんの家で明を匿ってくれるのは有り難いものの、
    栞さんの家の使用人は使用人の分際を弁えていない者が多すぎるのでは…。
    ちょっと態度がキツイ、ごめんなさいではなくて
    クビにするべきだと思う。
    そんな信頼できない使用人、口が堅いとも思えない。

    明が相変わらず本心を押し隠して、
    自分が泣くと公爵様を苦しめるからと思いやっていて健気。
    レイはレイで、自由に行きられず外の世界を知らないまま王族のルールで生きてきたからロイだけが悪いわけではないし
    何があっても自分が明を守ればいい、できないのは僕自身の責任
    と言い切るところが恰好良い。

  • 佐伯さんと幼馴染みで義母の栞さんとの間に漂う雰囲気が純粋で素敵。明に問われて赤面する佐伯さんが新鮮。大事にしているアンティークの人形が2人の間にあるのなら、いいのかな。
    公爵様と明は相変わらずいちゃいちゃしてるけど、ラブラブから一転して大波乱な展開に。葉山さんが持ってきた記事を見て、漢字が読めない2人の言い分に笑った。
    一旦離れることになってしまった2人だけど、ラストシーンがロマンチック。
    公爵様の身分というか正体が明らかに!元々身分差があったのに、さらに身分差が開いてしまった。

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