愛しの伯爵と秘密のひとときを (オーロラブックス ボ 1-4)

著者 : エリザベス・ボイル 大須賀典子

• 宙出版 (2009年11月10日発売)

感想・レビュー・書評

[megumi33さんの感想 · 2015年5月8日]

ある日、指輪が願いを叶えてくれたら－。
ひそかに想いを寄せるあの男が振り向いてくれますように。女性なら、そんな願いを誰でも一度はいだいたことがあるのではないでしょうか？
ヒロインのシャーロットが叔母の形見の指輪に願いをかけた途端、冴えないオールドミスだったはずの彼女は小粋な美貌の高級娼婦に変身していました。
現実にはあり得ないファンタジーですが、ファンタジーだからこそ表現できる物語りで、とても楽しめました。

図書館で借りた本ですが、読まないまま返却しようとしていたのに、何故か気になって読み始めたら、これが止まらないほど面白かったです。
時間はかかりましたが、何とか最後まで読めました。読まずに返さなくて、大正解でした。

[0thegoodfight0さんの感想 · 2010年5月12日]

魔法の指輪によって、願いがだいぶ歪んで叶う？自分の中の隠れた魅力ある自分を見つけて！！！みたいな・・・。私としては、もう少しファンタジーの部分が欲しかったかな。なんてね。（笑）

[okmrsunshineさんの感想 · 2010年2月12日]

☆3.5
ある意味、地味っ娘の変身もの。魔法でパラレルワールドに迷い込んだかのような状態になり、別人格の自分として過ごす。この経験で自分の新たな面に気付き、元の世界に戻ってからも魅力や機智を活かしてヒーローを絡め取っていく様はダイナミックだけどほほえましかった。
前半のファンタジー部分はホットシーンありきで長すぎて☆３。ここを乗り越えて後半に入ると、魔法がかかっていた時のエピソードがうまく絡んできたり、ヒロインが新しい自分の魅力に目覚めて大胆に振舞ったりと面白くなって☆４。間を取って総評は☆3.5
ちなみに、ヒーローは伯爵子息の子爵（まだ伯爵じゃないって…）