ルーンの子供たち 冬の剣1 (Next novels)

  • 宙出版
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本棚登録 : 69
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784776795704

作品紹介・あらすじ

「雪の鎧」と「冬の剣」からなる漆黒の歴史をもつ魔法武具-ウインターボトムキット。その伝説の武具を代々守る剣士の家に生まれた少年ボリスは、兄イェーフネンと剣の練習をするのが好きだった。そんな日々に、突如、終止符が打たれる。ウインターボトムキットを狙う叔父に襲撃され、全てを破壊されたのだ。生き延びるため、禁忌の地・エメラ湖へと向かった兄弟の前に現れたのは、死の闇をまとった赤い目の魔物。絶望の瞬間、ウインターボトムキットがまぶしい光を放ち…!?滅びと再生の神聖ファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • 読むのは2回目だけど、ずいぶん昔に読んだので印象な違った感じがした。
    時代に飲まれて翻弄される少年の悲劇。
    今後の展開が楽しみ

  • これは文庫版で、イラストも可愛く手に取りやすい仕様となっている。これほど夢中にするファンタジー小説を読んだのは始めて。まだ3巻以降は読んでいないが、最後まで買ってある。

  • イラストがライトノベルっぽくなってしまったのと、誤字が全く修正されていないのが残念。
    中身は変わらず良い。虫スープ再び。

  • 男…だと…?
    生き延びるために「成長すること」を余儀なくされた少年。優しかった兄は今や変わり果て、失ったものは大きい。最初に登場したときと1巻終盤ではボリスがまったく別人のようで、それが読んでいて痛々しい。

    序章も序章の段階からとにかく面白かったです。韓国の小説は初めて読みましたが、特に違和感を覚えることなく読了。ファンタジーだったから余計かな?

  • イラストが衝撃的でした。
    キャラの絵はともかく、ウィンタラーの絵まで変わってるのには納得いきません…

  •  ついに「ルーンの子供たち」がお手頃なノベルズになった!ということで、迷わず手に取りました。
     ハードカバーの表紙が好きだった身としては、ノベルズでイラストが付いてラノベっぽくなったのがちょっと不満ですが。表紙の子誰だろう、と一瞬思ってしまった……。

     冬の剣1巻の前半はとにかく暗い。
     主人公側では抗いようのない大きな力によってボリスが不幸のどん底に突き落とされていくのは読んでいて、あまりの理不尽さに怒りすら沸いてくるくらいです。とにかく、無力な子供であることが徹底的に強調されています。
     特にイェーフネンが無念すぎて……(泣)

     それでも先へ先へと読みたくなるのは、ボリスにいつか温かな結末が訪れるだろうと期待しているせいでしょうか。……そんな期待すらも次々と砕かれてしまうのですが……。
     読んでいて、わたしもボリスと一緒に、希望のない長い冬を旅しているような気持ちになります。
     いつかは、安らげる場所が見つかるんじゃなかろうかと。



     しかし、ノベルズ化するにあたって誤字などが修正されていないのが気になりました。装丁だけ変えれば良いというのは杜撰すぎる……。

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