- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777102471
感想・レビュー・書評
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パクって企業が成功した事例や分析、パクる為の心構えが書かれいる。
世の中でブームが起きているものは大概がパクりだが、最終的には他社との差別化がされており自分のスタイルが確立されている。
パクる事は戦略であり、スタイルを確立する為の立派な技術。
成功するには「上手にすぐパクる」事が重要な要素なのかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
慶応出身のボスコン出身の方が推薦する、パクることのすばらしさ。事例とともにパクリ方のノウハウの紹介。
個人的には知らないことも多く、非常に参考になりました。以下抜粋。
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■コーチ:手の届く高級品ブランドである以上、売り上げを伸ばすのは優良顧客の来店回数と購入頻度を増やすのがマーケティングの基本。
■レクサス:最高品質の商品を最高の演出で提供する。
・社長や創業者のカリスマ性や能力に頼らない商品開発もまた、成功した高級ブランドに共通するもの。高級ファッションブランドのほとんどは、商品開発と経営を分け、創業家とも距離を置いている。
・愚直にお手本を真似することで成長を目指す場合も、そもそも自分の強みが何で、逆にお手本から学んで補強するべき弱みが何かわかっていないと、一体何を真似したらよいのかが明確にならない。
・長打を打てない非力な打者が、自分の強みを生かして「うるさい」先頭打者になって存在価値を見出していくように。そして飛距離を伸ばすためのお手本を真似するのではなく、内野安打の達人や盗塁の達人から技を盗んで切磋琢磨するように。
・愚直に何かをまねするということは、それだけストレスがかかる。だからこそ自らに何かを強制するときはその先にあるゴールが見えてくることが大切になる。 -
☆$$あまり面白くなかった。$$もともと人の真似に抵抗はないし。$$企業の成功例も少なく、その成功例の繰り返しが多い。
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字が少ないので、本嫌いだけど、企業のパクリ技術を知りたいという人にはお薦めです。
この時代に、パクリ技術で中期戦略を立てた企業の株価を見ると、一旦は下げているけれども、徐々に功をせいしているのかなと思わせるところが面白い。 -
2010/7/2
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ブランド構築については参考になる部分もあるが、全体的に浅いなーと
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2回目
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「パクる技術」とは思い切ったタイトルにしたものだ。しかもブックカバーは赤。 確かに本のタイトルが購入者の目に付くかどうかで売れ行きは変わるというから、本のアピールという意味では成功している。 パクるとは、あまり良い言葉ではないが、要は本書が言いたい事は「ビジネスの成功例の本質を掴んで謙虚に学べ」ということである。
著者はパクる技術を3つに分類している。
① 成功事例から新しいアイディアを生み出す
② 愚直にお手本を真似する
③ とにかくすぐパクる
例えば①の手法。 ただ、単に真似をするだけでなく、成功事例の要因を、トヨタの改善に見られる5つのWhyや、ロジカルシンキングで使われる「So what(だからどうなのか?)」を駆使し、本質を突き詰めた上で追加するアイディアを醸成するというもの。
また②の手法については、教科書となる企業を見つけ出し、良いと思われる部分を愚直に真似するというもの。 既成の習慣を捨て如何に学び取る姿勢を継続するかが肝。
③については、パクる対象を見つける嗅覚を養うことと、これと思ったら時間をかけずにパクる作業に移るというもの。
確かに完全なオリジナルというものはあまり存在せず、突き詰めてみれば何かに着想を得ていたり、真似をしていたりということが多いが、やはり先人を研究して取り込むことは闇雲に試行錯誤するよりも有効で効率的な方法であるといえる。
ただ、そうはいうものの、パクるには技術が必要であり、パクる対象の良し悪しを見極める嗅覚や本質を掘り下げる能力をつけておかなければならないということだ -
051110
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技術っちゅうか、事例さえあれば、パクることには全く抵抗ございません。