作品紹介・あらすじ
ホリエモンと「シーマン」が六本木から盗んだ「顧客をリピートさせるプロの技」と「心を折らない処世術」
感想・レビュー・書評
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新たに得ることはなかった印象。
複数の点の事例があったが、トップホステスの線の話がより知りたい。
偶然だったことを少しずつ必然に変えていく
これがプロになるためにすべきこと
というのが
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一流のホステスからは学ぶべき事が沢山ある。
それを実感してきたが故に本書は少し期待ハズレであった。
誰しも自分の利益(金銭だけではない)を優先する。
それは人として必然な事。
相手(客=クライアント)を見事に嫌味なくコントロールし、相手を気持ちよくさせたうえでそれを自らの利益に繋げるホステスを一流と呼ぶと思っています。
そう言った観点からもっと掘り下げた話を続編が出版されるのであれば期待したい。
個人的には巻末付録が最も有益であった。
説明
内容紹介
――今回、ホステスを題材にこの本を書こうと思うに至った理由も、それと似ています。具体的に言うと理由は二つ。一つは、ホステスさんたちがいるクラブ業界は、心が折れそうになる、そんな激しい競争の中で、クライアントをリピートさせる高度な技術を数多く持っている人たちがたくさんいる業界だということ。そこに僕らが学ぶことはとても多い。そしてもう一つは、にもかかわらず誰もその価値に全く気づいておらず、ママたちが書く本などは何かと「情熱」とか「真心」といった精神論や美学で片付けられている。この「見向かれぬ価値」に目をつけ、各々の体験から彼女らの手法を分析しつつできたのが本書です――本文より
【目次】
第0章 ある日の出来事 序章にかえて
第一章 クラブママが使う嫌われない技術
第二章 人を味方にする方法
第三章 プロの定義
第四章 客が本当に求めているものは何か?
第五章 客との距離感
第六章 ウソとの遭遇と「心の鎧」
第七章 すげ替えのマジック
終章 願望力について
あとがき
【著者プロフィール】
堀江貴文(ほりえ・たかふみ)
1972年、福岡県生まれ。現在は自身が手掛けるロケットエンジン開発を中心に、スマホアプリ「テリヤキ」「755」のプロデュースを手掛けるなど幅広い活躍をみせる。ホリエモン・ドットコムでは『テクノロジーが世界を変える』をテーマに、各界のイノベーター達に堀江自らがインタビュワーとなり取材したものを連載中。同じく毎日更新のブログ、今話題のニュースを集めたニュースキュレーションでもワクワクするような情報や独自の見解を発信中!
2014年、新世代のゲーム会社ロケットサイエンスを創業。
斎藤由多加(さいとう・ゆたか)
1962年東京都生まれ。ゲーム・クリエーター。大学卒業後、(株)リクルートを経て1994年オープンブック(株)を創業、現在に至る。(株)リクルートのフェロー職を5期歴任。高層ビルシミュレーション『タワー』の国内外のヒット(海外名はSimTower)で全米パブリッシャーズ協会賞ほか受賞。1995年、日経BP社『ベンチャー・オブ・ザ・イヤー』最優秀若手経営者部門賞。
1999年、『シーマン ~禁断のペット~』をドリームキャスト向けに発売。文化庁メディア芸術祭優秀賞、米国GDC「年間キャラクター賞」はじめ受賞多数。2006年、ゲーム「大玉」、2012年ゲーム「エアロポーター」を発表。
2013年の参院選に自民党「生声アプリ」開発、2014年から大手住宅メーカーの「喋る家」開発など先端技術分野に関与し2014年には、列強国の領土変化を俯瞰する「EarthBook」をリリース。2015年秋には「ソーシャル地球儀」を発表予定。
堀江貴文氏のゲーム会社「ロケットサイエンス」にクリエーターとして参加。
内容(「BOOK」データベースより)
ホリエモンと「シーマン」が六本木から盗んだ「顧客をリピートさせるプロの技」と「心を折らない処世術」
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堀江貴文氏の名前があるけど、いわゆるホリエモン色が薄い感じの本だった。
中身は六本木ホステスの所作から一般的なビジネスに応用できることを抜き出すといった感。いわゆるデキる人の行動パターンはどの業界でも変わらないね。
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視点は面白かったけど、深い内容はあまりなかったかな、、
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読もうと思った理由
ほぼ人との関係のみでつながっている世界でのリピート術など知りたいと思ったから
気づき
・アメリカという国は軍産複合と言われますが、まさに武器輸出で儲けています。ほ
どよくどこかで定期的に戦争をしていてもらい定期的に軍需をあげることが、国内
産業を守るためのアメリカ政府の仕事である
・まずはその人の引き出しを開ける
・どの職種でも、プロ中のプロというのは、相手の口から何かを引っ張り出す技術が
卓越している。不思議なもので司会進行が上手だと、話している客も自分の話が面
白くなったと錯覚する。そういう客はまたその人のところへ戻ってくる
・都合の悪い連絡をするとき、ついつい「直接、話したくない」という心理が働く
が、こういうときこそ、メールは避けて直接話す方がよい。その理由はこちらが伝
えたい情報と、向こうが聞きたい情報が違うからである。顧客に対してはなおさら
で、いろいろ説明して、とりあえず相手に状況をわかってもらえさえすれば、相手
がいくら不機嫌であったとしても、問題の8割は解決したと考えてよい
・プロ中のプロは一番大切なことを見失わない。その一点において集中力がすごい。
ブレずにそれをひたすら遂行する人である
・どの業界においてもプロとは常に安定して三割打率を維持できる人のことを言いま
す。達人ホステスに言わせると「超金持ち」で「スペシャル」である客を探すのは
ホームランを狙うことと同義です。手堅い安打を積み重ねて得点するチームよりも
運が必要でそのぶん安定感で劣る
激しい競争の中でリピートを勝ち取る術や心構えがよくわかり面白かったです。
なるほどと納得したことも多かったです。
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いや、むしろ営業とは本来かけにくい電話をすることです。
このキャバ嬢の問題は、連絡先を交換した客をみすみす一年近く放置していたことです。要するに仕事をサボっていたわけ。だから、バースデーの連絡をもらっても祝いたいなんて気持ちが1ミリも湧くことはない。
自分が必要になるまでは何もしなかった怠慢さが、大きな損となって自分に跳ね返ってきているわけです。
他人に協力してもらうために必要なものは「共感」。この「共感」が、この人に仕事を出してみよう、とか、指名してみよう、と思う大きな動機となるものです。
まだ関係が浅い人とのデートは、ドライブや映画、ゴルフなど、「一緒の方向を見る」ものが良いとされています。
「現象の反対語は本質」
体にできた湿疹にクスリをいくら塗っても治らない(現象)。原因は内臓疾患にあり、そこを治療したらなおった(本質)。
その人が怒りっぽいタイプの人なら怒らせ、不満を持っているなら愚痴を聞き、徹底的に不満をぶちまけさせる。
仲良くしているように見えて、取引先同士の間には、決して越えてはならない川がある。親友のように何でもかんでも腹を割りすぎて、ビジネス上での弱点までぶっちゃけて見せてしまったら、あなたは未来の手札を失ってしまう。
ビジネスの真っ最中に、クライアントに対して感情的になって話してくる人と出くわすことがあります。確かに腹のたつこともあるでしょう。が、仕事中のプロが反発感情や自己欲望を感じたら、何かが間違っている、と思った方がいい。「わがままなホテルマン」とか「わがままなマクドナルドの店員」というくらい、ありえない、最低なことです。
その意味で、制服(スーツも?)は、外から身を守る鎧でもあるが、同時に自分の「私」の部分を隠すための「自分を律する道具」なわけです。
都合の悪い連絡をするとき、ついつい「直接、話したくない」という心理が働くものです。でもこういうときにこそ、メールは避けて直接話す方がよいと思います。
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p.20
指名される技術:他社から共感を得る4つ
1.発信:自分が相手にどのようにメリットを与えれるか発信
2.繰り返し:サボることなく継続
3.記憶:必要なタイミングで思い出してもらう努力
4.共感!
p.43
・金持ちは金に寛容で儲けれる←一切捨てるべき考え
・人に見切られた時:
1.わるあがするあ2.理由をきき潔く引き下がる
またご用命下さいと去り際の一言で戻れる環境を作る
1.2とも結果同じ。覆ることはほぼ不可能
・アクシデントは遅かれ早かれ起きると割り切る
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よく言えば人に信頼されるためのことをシンプルにまとめたもの。
悪く言えば他の営業やセールスの本を短絡的にしたもの。
より深く学びたいという人であるなら、もっと専門的な内容を扱う本を選んだ方がいい。