- Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784777901111
感想・レビュー・書評
-
2019/05/30
藤田一咲さんのカメラエッセイ
昔のカメラの味とか、想いとか
今でこそデジカメスマホだけど、「カメラを含めての旅、日常」そして「ティータイム」となると
記録や思い出のもの、作品!とか そういうものではなくなるのが写真。
「写真」という存在そのものの癒しのような効能があるのだろう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
うーん、いいんだけど、ちょっと文章が持って回ったようなところとか、やけにセンチメンタルになってしまうところがあって少ししっくり来ないところがある。最初に読んだときもそんなふうに感じたような。内田ユキオとはそのあたりが違うのかな。
とはいえやっぱり写真を撮るのは楽しくて、参考になる写真もけっこうある。でもフィルムで撮ることにこだわっている人の文章を読むと、そりゃたしかにそうだけどコストの問題を考えるとやっぱりデジカメでどんどんシャッターを切ることができるというのは便利だし躊躇なくいろんなアングルを撮れるのでいいと思うんだけどなあ。僕はフィルムとデジタルの写りの細かいところは、人の肌を除いてはそれほど気にならないタイプだし。前から思っているけど、どんなメロディか、どんなアングルや構図で何が写っているか、は気になるけど、画質とか音質の細かい違いにはそんなにこだわらないというかよくわからないというか(笑)。そのあたりは脳内で自動補完しちゃうんだよな。
ただフィルムカメラのあの金属の感触やファインダーを覗いた感じ、シャッターを切ったとき感触、感覚、フィルムを巻き上げるときの感覚やリズムは、やっぱり写真を「撮っている」という気にさせられるんだよな。
デジタルで腕を磨いて、たまにはフィルムも使うって感じだろうか。ただ、ここぞ!というときにはやっぱり撮ってすぐ露出を確認できるデジタルは便利なんだよなあ…。 -
ちょっとテーマが曖昧
私好みではなかった(^_^; -
ここに掲載されている写真は、どれもいいなと思える雰囲気のある写真ばかりでした。
いい写真って、カメラの精度や能力ではなくて
写す人の目線や気持ちやものの捉え方に尽きるのだなあ。
としみじみ思いました。 -
デジタルは便利なのですが、この本を読んだら、一眼レフを触っていました。週末、久しぶりにフィルムで撮ってみようかな、そんなことを思わせてくれます。
-
散歩とカメラとお茶が好き。そんなあたしにぴったり。
-
お茶を飲むときのゆったりとした気分を、写真の形で残したらどうか。そのような写真で構成された本です。これを読んだ後、カメラを持ってぷらっと出かけてみたくなりますよ。