鞄が欲しい―万年筆画家が描いた50のカバン遍歴 (エイ文庫)

著者 :
  • エイ出版社
3.41
  • (3)
  • (3)
  • (10)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 47
感想 : 6
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777904204

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 古本通販で“万年筆”と検索したらヒット。著者は画家。さらっと野宿旅行という単語が出てくるあたり、かなりアクティブな方のよう。海外ブランド、日本の老舗、馬具屋など。色んな店の鞄が登場。著者が絵に起こして職人さんに試作してもらった鞄などもあり、万年筆と水彩で描かれたカラー挿絵は見ていて飽きない。その一方で、文章から溢れ出る鞄愛の強さに、できれば写真でも見てみたかったという欲にかられる。好きな一冊です。

  • 女性ものでも買っちゃうのがスゴイ。

  • セレクションは男性モノだけれど、鞄の形を見る等充分楽しめます。革の鞄は楽しい!
    写真じゃなく万年筆で描いてあるのが面白くて昔買った本。

  •  万年筆画家・古山浩一氏自身が所有する鞄のイラストとそれにまつわる約40のエピソードが収録されています。
     絵がとても丁寧でいいです。
     圧巻は「一澤帆布」。
     「一澤帆布物語」として、約20ページがさかれています。
     サライの鞄特集の時に、古山さんの鞄がいくつか紹介されていましたが、イラストはまた違った味わいがありますね。

  • 鞄への愛情が伝わる一冊。
    自分用の鞄作ってるときに買ったので何回も読み返しては創作意欲を燃やしてました。

  • 機能性やポケットに対するオトコのこだわりを一刀両断した、文中に出てくる女性デザイナーの一言が実に的を射ている。序文もイイ!

全6件中 1 - 6件を表示

著者プロフィール

古山浩一(ふるやま・こういち)
1955年東京都生まれ。画家。90年代から万年筆画を描き始め、発表を続けている第一人者。86年と90年に上野の森美術館大賞展佳作賞、91年日仏現代美術展大賞、94年同展エコール・ナショナル・シュペリオール・デ・ボザール賞第1席、2003年リキテックス・ビエンナーレ奨励賞ほか受賞。12・13年古山浩一万年筆画展(丸善日本橋店、東京)ほか個展多数開催。主な著書に『万年筆画の教科書』(東京美術)、『ありありまあまあ』『ねこぶたニョッキのおつかい』『天才ピカソのひみつ』(以上、福音館書店)、『絵画の教科書 アクリル画編』『ボッティチェリとリッピ』『ミケランジェロとヴァザーリ』(以上、芸術新聞社)、『万年筆談義』(フェルマー出版)がある。
万年筆のコレクションはおよそ700本。現在、絵画教室や万年筆画講座を上野の森美術館アートスクール(東京)、名古屋、牛久(茨城)で開催している。

「2023年 『万年筆画の教科書 初級編』 で使われていた紹介文から引用しています。」

古山浩一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×