山岳地図の読み方・使い方 (趣味の教科書)

  • エイ出版社
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本棚登録 : 91
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784777909858

感想・レビュー・書評

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  • 【登山関連書】

    ひとりで初めての山に行くのを躊躇するのは道迷いが怖いから。
    軽い方向音痴だし。
    ちゃんと地図が読めるようになって、コンパスなんかを使えるようになれば、単独初山も怖くなくなるはず。
    山登りで地図が読めないってたぶん致命的だもの。
    というわけで借りてみた。

    ●地図の基礎 → 記号や地図の約束事など
    ●等高線から様々な情報を読み取る → 地形(ピーク・尾根・谷など)、傾斜の角度など
    ●コンパスの使い方

    オールカラーで写真や解説図つきだけど、その写真や解説図が小さくて解説図の体をなしていないものもちらほら。
    ただ、私のような地図の基本を全く知らない者がとっかかりとして読むにはちょうどいいかも。
    この1冊では地図読みのノウハウは得られそうにない。
    私の読解力がないだけかもしれないけど。

    ベテランになると、地図を見ただけでその場所が3Dでイメージできるらしい。
    私の脳は、そういうビジュアル化・イメージ化を不得意としているけど、道迷いしない程度には地図を使いこなせるようになろうと思う。

  • 地図には描かれていないピークや、地図の間違い部分を感じる見方、などが参考になった。
    実際に山に入り、自分の居場所を把握し続けることは、とても難しい。
    今はGPSで簡単に把握できるけれど、ゲームのように地図で歩いてみて、GPSで確認して練習するのもおもしろいだろうと思う。
    また、やってみよう。

  • 「趣味の教科書」シリーズとあるように、地図(中でも登山で使う地形図)に関するノウハウ本です。
    以前読んだ地図の本はどっちかというと学術的なウラ話集でしたが、これは実用のための手引き集。

    地図(地形図)の基礎知識から始まって、コンパスやGPSの使い方、地図の活かし方(ナヴィゲーション)に至るまで一通りのことを教えてくれます。

    地形図の読み方について、「送電線が折れているところには柱が建っている」とか、尾根筋などに等高線のふくらみがあったら、明示されていない「隠れたピーク」があることが多いなど、ちょっとした目ウロコが随所にあります。

    また、日欧ではコンパス(ベースプレートコンパス)の本質的な使い方が違うのに取説にはヨーロッパ流儀の使い方しか書かれていないとか、「地図が読めない女」「地図をまわして見るのは読めてない証拠」とかの“常識”が正しくないこと、なども勉強になります。

    ためになる本です。

    ただ、紙数に比べて内容が濃いんでしょうね、活字や図版がやたらに小さくて、おっさんにはキツいっす。
    全ページカラーなのもいいんですが、文字色と地色のコントラストが低くてでんでん読めない部分もあります。

    その辺は残念ですねぇ。

  • 地図の読み方、コンパスの使い方、GPSの活用、ナビゲーションの楽しみ方と地形図に関することが多岐に渡っているが、説明が若干くどく感じます。
    事典的に使うには良いかなぁ。

  • ・前回読んだ「地図の読み方」に比べると地形読みのあたりの記述が少ない。けどコンパスの使い方は色んなパターンがあって悪くない。あと最近の本なのでGPSに関する章も割いてある点は良い。
    ・ただ、全体的に説明文がわかりにくい。更に一番の問題はサンプルの地形図が原寸じゃなくて小さすぎる点。練習問題になってない。「地図の読み方」の補足と捉えればまあ悪くはない。

  • カラーで写真も多く奇麗な本で見ていて楽しくなります。
    地形図の「山ヤ折り」の方法や概念図の描き方のポイントなど、山岳地図の読図のポイントが基本から詳しく解説されています。実際の地図と現地を比較しながら解説される「実践のポイント」も分かりやすいです。GPSやアドベンチャーレースなども幅広く紹介されていて、山岳地図の読図を入り口にしながら、さらに奥深い世界に導いてくれます。

    はじめて行く山岳渓流や登山場所の地形図を手にした際や釣行・登山から帰ってきた後に繰り返し見返している本です。

  • 地図の読み方を本で学ぶのは難しい。

  • 難しい

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著者プロフィール

静岡大学教育学部 准教授
名古屋大学高等教育研究センター特任講師を経て
2008 年より現職。
静岡大学現代教育研究所・所長。
専門は教育哲学、道徳教育、研究倫理など。
執筆担当:はじめに、第1 部2 章、第2 部1 章、第2 部2 章、第3 部1 章、第3 部5 章

「2023年 『教育の現代的課題シリーズ 防災教育とICT』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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