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- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778122355
感想・レビュー・書評
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ショートケーキの苺にはさわらないでのスピンオフ。前作と違い阿部と高嶺はマスターとドールの関係ではないので、よりロボットの心に焦点を当てていてとってもよかった!
阿部ちんは最高にいい人だなあ…。高嶺の心が動かされるのも無理はない。甘えるシーンは最高に可愛かった。
個人的には前作の2人よりドールと人間の純愛なのではないかなと思う。2人なりの幸せを歩んだことが嬉しい。
ラストは思わず泣いてしまった。幸せなのに悲しいこの感情は何…。 -
読み始めたら止めることなどできず、一気に読んだ。アンドロイドを作り出し、一方的な都合でシステムやら何やらを変えてしまう人間の身勝手さに憤り嘆きながらも、だからこそ、阿部の誠実さが胸にしみるんだろうなぁ……。高嶺が徐々に阿部に心を開いていく様子、そして阿部を守ろうとして人間を傷つけるシーンにウルウルきていたが、ラストはとうとう泣いてしまった。傑作。