きみは白鳥の死体を踏んだことがあるか(下駄で) (本人本) (本人本 9)
- 太田出版 (2009年10月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778311933
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
阿呆やなあ…笑
ホントにバカバカしい、何を読んでたんだろう?な本だけど、確かにクドカン流石!というセンスを随所に感じられた。 -
「エレキを買ったらモテるという希望は、エレキを買ったのにモテないという絶望と、いつも背中合わせだ」…クドカン節炸裂の自伝的小説。
頼まれもしないのに白鳥の餌付けをしている近所の通称「白鳥おじさん」との対話を通して、高校生クドカンの抑圧された「性的笑動」が浮き彫りになる!
小5の時、勉強の出来る女子に恋をして、少しばかり猛勉強したクドカンは、少し成績が上がった代償に、ストレス性十二指腸潰瘍を患ったという。そんなナイーヴで、DTで、たけしチルドレンで、だからこそいつもアンテナを張って、ここではないどこかへの脱北を願ってやまない少年が行き着くのが、パンクと「おもしろ」なのである。
後夜祭のステージのシーンは、読んでいるこっちも鳥肌が立った。 -
2015/5/26
東北の田舎に暮らす自意識過剰な男子高校生。ロックに憧れ、お笑いに憧れ、恋に憧れ。
小説というか、エッセイ、ネタ帳といった感じで楽しかった。テレビ見て笑うのと同じ感覚。クドカンの作品観たくなったなー。 -
面白いと言えば面白くて、あっという間に読み終えたけど男の人向けの本なのかな?
そこまで下ネタはいらないって感じ。
あまり印象には残らないかも。 -
クドカンの私小説。アホでかつ天才の思春期が描かれている。大人計画、観に行きたい!
-
クドカンは好きだ
だったら言うなと自分でも思うが、果てしなく低俗。
下ネタの嵐、下品極まりない。
…けれど、とてつもなく笑えてしまう8割の虚実と2割の事実。 -
ふざけてんなあ。そこが大好きなんだけど。