- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778312756
作品紹介・あらすじ
クソゲーカタログ最新版。ゲームの名作・怪作・奇作を語り尽くす掟破りの一冊、完全復活。プレステ2から最新機種まで、衝撃のクソゲー満載。
感想・レビュー・書評
-
2021年11月19日読了。クソゲーのレビューを中心とした逆説的なゲーム愛に溢れる本。中でも、かつて私が毎号発売日に購入し愛読していた雑誌「ゲーム批評」の元編集長による鎮魂とも言えるインタビューが心に刺さった…。「広告を入れない・媚びない」という相当に尖ったコンセプトの雑誌は言っていることは正しかったが、結果ビジネスとして成功しなかったこと・この雑誌の姿勢がかえってメーカーの雑誌に対する強硬姿勢・提灯記事しか許さない現状を生んでしまったのではないか、という真摯な反省には言葉もない。ゲームが多様化しすぎて、やりこみレビューをするのも大変、ということはうなずける。作り込まれた売れ筋だけではない、「本気で作ったがバカ」「買ったことに呆れるしかないゲーム」が、これからも生み出され、ユーザーたちを楽しませ続けてくれるのだろうか…。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
悪い評価は許さない…ゲームレビューで良いことしか書けない、メーカーが望んでいることしか書けない。
そんな歪んだことをいつまで続けるのだろう。
それは結局、誰からも信用されなくなるだけなんだけど。
今更ファミ通のレビュー点数をそのまま信じている人がいなくなったみたいに。
それは結局、ゲーム業界自体の衰退を招く結果になりますよ。 -
表紙がメタルウルフカオスだというだけで中身が大体予想できてしまうのがゲーマーの性なのでしょうか。中身は一般に言われているようなクソゲーばかりではなく、所謂バカゲーの話もあります。中身は作者達のプレイしたゲームの感想などをプレイ画像込みで紹介してあります。クソゲーの酷いところを面白く書かれていますし、バカゲーの面白いところがよく書かれてもいます。なかなかゲームを遊ばない人でも、ガチガチのゲーマーでも、読めば楽しい作品であると思うので書店で見かけた方は一度手に取って読んでみてほしいです。
-
オール書き下ろし、10年振りの奇跡の最新刊『超クソゲー3』ついに発売!!
PS2から最新ハードまで「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁ!」というクソゲー満載!!
あのレビューもこのレビューも読んでいただきたいんですけど、
スペシャル企画『ゲーム批評』最後の編集長インタビューは
かつて、あの雑誌を愛した人ならば涙なくしては読めない内容になってます!!
スクウェア(当時)に噛みつきまくるなど硬派な内容で知られたゲーム雑誌の最終号にあまりにも唐突&脱力な焼酎特集が載ってしまった理由とは何か!?
さらにクソゲーハンター箭本さんが素顔丸出しで登場する360無双、
『マイケル・ジャクソン ザ・エクスペリエンス』&『めざせ!ムービースター』は電車の中では絶対読めない爆笑クオリティ!!
そんな『超クソゲー3』を皆さま、何卒よろしくお願いします!!
これが売れたら、すぐさま『超クソゲー4』に取りかかりますッ!!(←マジ)
(編集部Hこと担当編集・林) -
1・2に続き、最近の最新ゲーム機から厳選されたクソゲーを紹介。前作のときも思いましたが、よくぞここまで・・・。確かに面白くないゲームって、途中までやってやめてしまうことが多い。そこを、これでもかとやりこみ、その意味を見出す。単純で根気のいる作業に感服です。読んでてXBOXを買いたくなった・・・。メタルウルフカオスをやってみたい。
-
昔に比べてかなりパワーが落ちてる感じ。
クソゲー自体のパワーが落ちたせいかもしれない。
今ならスマホやソーシャルやらのクソゲーを探したほうが、よほど良い題材が見つかるのではないか。
最近もドリランドがガラケーからしかストップできないっていうので話題になってたりするし。 -
10年ぶり?のシリーズ第3弾。クソゲーネタはなんだかんだで即時性も大切だと思うので、今後はもっとコンスタントに出していただきたいところ。クソゲー文化を絶やさないためにも、皆買いましょう!