リストランテ・パラディーゾ (Fx COMICS)

  • 太田出版
3.89
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778320140

感想・レビュー・書評

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  • 第82回アワヒニビブリオバトル「【復路】お正月だよ!ビブリオバトル2022」第19ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
    2022.01.03

  • 老眼鏡紳士がおもてなし! オトナの"小さな恋のメロディ"。元気娘ニコレッタが出逢ったのは、従業員は老眼鏡紳士のみ(女性客に大人気)という少し不思議なお店で…!? 優しいクラウディオ、小言の多いルチアーノ、モグほっぺのジジ、豪気なテオ……この連中、素敵すぎます!
    (2006年)
    — 目次 —
    #1〜#6
    番外編「休日の昼食」

  • 素敵な紳士方のいるレストランでのお話。
    登場人物それぞれの良さが滲み出ていて、どきどきしたり、まったりした気持ちになりました。

    癒されるなあ。
    個人的にはクラウディオが1番ぐっときました、、。

  • オシャレなイケオジ万歳。
    絵柄は正直好みじゃなくて苦手だけど、登場人物たちが個性豊かで掛け合いが楽しい。ほっこり。

  • 近所にこういうお店があったらいいな、と思う。
    あと、こんな人が身近にいたら楽しそうだな、と思う。
    それが感想のすべてである。

    読んでいて大学時代に友人に連れられて行ったタルト専門の喫茶店を思い出した。
    定年後に3人の男性が開いたお店で、タルトを焼くのも、紅茶を淹れるのも、接客してくれるのもその3人のうちの誰かという感じで、とても楽しそうな雰囲気だったのを覚えている。街中にあるのにとても落ち着いたお店だった。

    自他ともに年を取ったと思うような年代になっても、このように楽しく生活できたら良いな、と思った。

  • 初老のおじさまばかりが働くリストランテ・パラディーゾ。こんなレストランがあるなら、ちょっと行ってみたい。お給仕されてみたい。

    田舎から出てきたニコレッタ。実はオーナーの奥さんオルガの娘。オルガが好きになったオーナーさんはバツイチはNGとのことで、子どもを両親に預けて自分をかえりみなかった母親への復讐…ってそんなオトナげない話ではなく。

    みんな素敵な人(オルガもその親友のひとも)たち。とても居心地いいのだろうな。ぶっきらぼうだけど、孫大好きなルチアーノが気になる。

  • ★3.5
    あまり好みの絵柄ではなく、初めはリストランテの面々の区別がつかなかった。が、読み進めるにつれて個性が見えてきて、いつの間にやら紳士たちの虜に。中でも、カメリエーレのルチアーノ、ソムリエのジジがお気に入り。二人とも不愛想だけれど、そういう人が見せる違う一面にグッとくる(笑)。そして、主人公ニコレッタの真っ直ぐさも可愛いし、ニコレッタとクラウディオのあれこれも面白い。また、自分勝手な印象しかなかったニコレッタの母オルガも、何だかんだと娘のことを想っていて憎めない。番外編シリーズも是非読んでみたい。

  • イタリアのレストラン、しかも紳士萌えで売っている謎のお店。でも、心地よい。そんなリストランテのオーナー夫人の娘が、ほっとかれること10年以上、ついに堪忍袋の緒が切れたとばかりにイタリアへ。母は、離婚して、オーナーと再婚していたので、娘とばれたくないと隠されてしまう。そのまま居座る娘は、お店で働き始めて、、、というストーリー。
    ホールスタッフの紳士クラウディオに恋する娘、そして、娘であると気がついていたオーナー、クラウディオの元妻はお店によくくる常連でと、一つ一つの日常の中に微妙に違和感を入れながら、自然に日々を過ごしていくような、さっと流れていまいそうになる文体、画質をキープしている。抑えたトーンがすごく透明感を増していて、それでいて毒もある。女性ならではの毒。そして、どこか、何考えているかわからない、そんな透明なクラウディオが女性的に美しく魅力的に映るのだろう。

  • ■書名

    書名:リストランテ・パラディーゾ
    著者:オノ・ナツメ

    ■概要

    老眼鏡の紳士が集まるリストランテにまつわる母娘を中心とした人間模様を描いた一冊。
    どこかシャープでどこかはかなくて、どこか温かい物語です。
    (amazon.co.jpより引用)

    ■感想

    リストランテを舞台にした、老紳士と母娘が織りなす人間模様を描いた漫画です。
    オノさんは言葉遣いもいいですが、キャラクターの表情が言葉をしゃべっているのが
    好きです。
    ああ、その表情はこの言葉だな~というのが、なんとなく伝わる感じ。
    読み手によって違う言葉を当てはめていて、違う意味を当てはめているのだろうけど
    それでも、物語がしっかり続いていくという秀逸なストーリーです。

    1巻で終わっていますが、楽しかったです。

  • 評判良さげだったので軽い気持ちで手に取ってみましたが、私にとって意義のある1冊でした。

    ナイスミドル…いや、ナイスシニアと言っても良さそうな紳士達に囲まれた空間。
    普段はあまり萌えとしては目を向ける事が少なかったですが、この年齢層に感じる魅力・味わいが染みてくる作品ですね!

    新たな扉が開かれそうになった。というか開かれた。
    萌えの守備年齢範囲が完全に拡大してしまいました、どうしてくれましょう。(≧∇≦)♪♪

    こういう漫画もっと増えてほしいです!

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著者プロフィール

2003年『LA QUINTA CAMERA』 でデビュー。『さらい屋五葉』(全8巻/小学館)『リストランテ・パラディーゾ』(全4巻/太田出版)『ACCA13区監察課』(全6巻/スクウェア・エニックス)など映像化作品も多数。
「モーニング・ツー」では『Danza』(全1巻)『COPPERS』(全2巻)『つらつらわらじ』(全5巻)『ハヴ・ア・グレイト・サンデー』(全4巻)を連載。

「2023年 『ザ・ゲームスターズ(2)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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