- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784778320874
感想・レビュー・書評
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数年前にO竹さんから借りて以来、忘れられない漫画だったので自分でも購入。中学生という思春期の不安定さが、京都の街のはんなりとした空気感、四季の移り変わりの美しさを通して見事に描かれている。映像を見ているかのような美しい表現も多くて、鳥肌がたつ。10代の頃の繊細でざわざわした気持ちがよみがえってくる。本当に名作。
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田舎(京都)での青春物語と言う感じで、小説を読んでいるような気分で読むことができる。
自分が一緒にそこにいたかのような気分で読み進めていけるし、シンプルな絵柄ながらも雰囲気を表現するのが上手い。
著者のサウナ漫画の『サ活』も良かった。 -
2020/8/13購入
2020/8/17読了 -
静かで不思議
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たいへん叙情的で素敵な作品だったので、タナカカツキ作品を読んだ気にはまったくならなかった。
好いたらしい中学生日記。 -
オッス!トン子ちゃんしかしらなかったので美しく情緒ある画面に驚いた。
無駄のない線で描かれる澄み切った画面と京都の不思議や日常が絶妙なバランス。 -
なんてことのない日常でしか感じられない少年の心の機微が京都を舞台に描かれている。
好きな子と手が触れる瞬間に生じた静電気がハイパーロマンチックに描かれている(笑) -
素朴で叙情的で素敵。すてき!!
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「バカドリル」のイメージしかないとビックリします。
叙情的で、場合によっては鈴木翁二を引き合いに出せるかもしれませんが、もっと青春です。
80年代的というか、カワデパーソナルコミックスの雰囲気がある作品…で伝わるかなぁ(^-^;
読後感はさわやかです。