ウツボラ(2)(完) (エフコミック) (エフコミックス)

  • 太田出版
4.06
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本棚登録 : 1520
感想 : 100
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778321642

感想・レビュー・書評

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  • 1巻から大分インターバルありましたが、2巻で完結。いや-面白かった!サスペンスとしてもそうだけど、最終的に作家の業みたいなとこまでいったのも深かったですね。

    ちょっと気になったのは、10話から急に絵が変わった感じがして(というか鼻の影の書き方とかに、急に変な癖が出だした)掲載時期チェックしたら、9話と10話の間に休載してるんですね。個人的にはちょっと苦手な変化だったので、今後のこの人の作品に、視覚的な面で苦手意識が生まれたらちょっと悲しいなあと思いました。

    でもウツボラ自体は、現時点で中村明日美子の最高傑作と呼んでも過言ではないと思う。

  • 作家は書けなくなったらいきてゆけない、という終わり方と、最後の先生の髭なしの姿が格好よくてびっくりした。

  • 寝る前に読んで悪夢を見ました。
    お気をつけて。

  • 誰が三木桜で誰が藤乃朱なのか。誰がウツボラを書いたのか。溝呂木とそれぞれのシーンで会った女性はどっちなのか。
    そういうのをラストシーンから時系列逆算して表にマッピングしていきたいくらい入り組んでてわかりにくいお(^ω^)

    でも、そこまできっちり判別せずになんとなく雰囲気で読んでいても非常に面白かった。

    精神がおかしな人ばかりの作品の中、一服の清涼剤あるいは箸休め的存在のコヨミちゃんはかわいらしく一見まともなようで、やはりこの作品のキャラに相応しい狂気も孕んでいる。
    まっとうな性格の登場人物というのは望月刑事と矢田部先生の二人だけだったと思う。
    そう、矢田部先生は最初から最後までその眼力が凄くて大正義だった。

  • 話の始めから計算し尽くされていたのか!!読後読み返すとなんとも空恐ろしくなる作家先生です。

  • 雰囲気はとても好きですが、よく分からないので困ります。でも、そういうところも含めて好き・・・

  • おじさまが泣きながら性的なことをされているシーンがすごく耽美というかなんというか…。興奮。
    ラストのおじさまのイケメンっぷりがはんぱない。

  • あれっ……誰が誰だか……

    ………。

    溝呂木さん、髭がないと一気に若返りますね。海のシーンは爽やかすぎてすごくびっくりしました。

    辻さんはどうなったんでしょうか。

  • 文学書いてるような作家のひとはみんなこんな人生をたどるイメージ
    コヨミちゃんがかわいい
    この人の絵エロいわ

  • 絵が綺麗。官能的。

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著者プロフィール

二〇〇〇年に「コーヒー砂糖いり恋する窓辺」でデビュー。爽やかな青春物語からボーイズラブ、官能的な物語まで、多岐にわたる世界観で読者を魅了する。著書に『同級生』シリーズ、『薫りの継承』『あの日、制服で』などがある。

「2021年 『谷崎マンガ 変態アンソロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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