高校生のブルース

著者 :
  • 太田出版
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本棚登録 : 34
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784778322311

感想・レビュー・書評

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  • 劔樹人氏の作品『高校生のブルース(2014)』を読了。

  • 2014年7月初版
    劔 樹人 著
    ==

    なんでもないとある高校生3年生の1年間を、なんでもないタッチで描いた作品。

    いい。すごくよかった。
    自分は大学受験はなかったし、
    男子校だったのでこれに輪をかけて
    くだらなく均質な毎日だったように思うけど、
    その事実を、美化もせず肯定も否定もせず、
    そのまま切り取ったような、この若気の至り。

    切なさだけが残る名作。

  • なにも起こらず、なにも変わらない。
    でも日々は過ぎていったあの頃。
    懐かしくてそんな日々はどこか愛おしくて、
    どうでもいいことで満たされていたんだなあ。

著者プロフィール

劔樹人
1979年、新潟県生まれ。「あらかじめ決められた恋人たちへ」のベーシスト。 狼の墓場プロ所属。赤羽橋の交差点でハロー!プロジェクトに魂を売り渡し、この地球の平和を本気で願うようになる。著書に『あの頃。 男子かしまし物語』(イースト・プレス)、『高校生のブルース』(太田出版)、『今日も妻のくつ下は、片方ない。 妻のほうが稼ぐので僕が主夫になりました』(双葉社)など。『あの頃。』は2021年2月に松坂桃李主演で映画化が決定。

「2020年 『僕らの輝き ハロヲタ人生賛歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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