被爆と被曝―放射線に負けずに生きる (幻冬舎ルネッサンス新書 ひ-3-1)
- 幻冬舎ルネッサンス (2013年2月27日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779060724
作品紹介・あらすじ
未曾有の東京電力福島第一原発事故発生から2年が経過。福島原発は今も放射性物質を放出し続け、その毒物は日本全土にとどまらず世界中に広がっている。すべての人の体内に放射性物質が入り込んでしまった現実をどう受け止めるべきか。放射線による被害をこれ以上増やさないためにできることは何か。広島原爆で被爆した医師が、放射線と闘いながら生き抜く方法を大胆に提言する。
感想・レビュー・書評
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医者という観点から見た被爆。学術書のように難しいことが書いてあるわけではない。生きるためには正しい選択をしなさいということだ。現実問題に根付いた考えではある。しかし核問題を経済的、政治的な観点から読み解く人々とは相いれないだろう。
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低線量被曝安全論者に絶対読んで欲しい著書。
要点は二つ。
一つは、マンハッタン計画時から、内部被曝が人体に影響することを米国が知っていたこと。
二つめは、核施設から160キロ内では、そのほかより乳がん死亡率が2倍以上高いこと。これを日本の54基の原発から測ると、札幌から九州まで覆われ、国内に安全な場所などほとんどないという事実。
これが分かっていて、再稼働に向かう現政権は、どうかしているとしか思えない。
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