アメリカ南部に生きる: ある黒人農民の世界

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  • Amazon.co.jp ・本 (604ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779111624

作品紹介・あらすじ

「語り部ネイト・ショウは、アラバマ州出身の綿作農民で、元奴隷の息子として、1885年に生まれ、1973年に死亡した。この物語は、すべて彼自身の言葉で書かれており、読者を一人の男の自己実現の旅に導いてくれる。その精神史は、白人にとっては謎に包まれている。……彼の言葉を聴くことなしには、20世紀アメリカ史の記録が不完全であることは疑いない。ネイトの経験は普通の黒人の経験から突出したものではなかったが、その経験を語りに構成し、その真実を伝える彼の才能は、並はずれていた。皆さんは、奴隷から解放された黒人の労働史やシェアクロッピング(刈り分け小作)制度や小作農業制度がどのように機能していたのかを学んだり、近代化の圧力の下での黒人家族の形成、分解の有様を知ることもできる。しかし最終的には、読者の心にはこの物語の文学的卓越性が余韻として残るに違いない」(「日本の読者へ」より)

著者プロフィール

Theodore Rosengarten 1944年ニューヨーク市ブルックリン生まれ。アマースト大学卒。ハーヴァード大学で博士号(1975年、歴史・アメリカ文明)。人種関係史、環境研究、ホロコースト研究に関する博物館展示、公立学校教育プログラム、歴史的建造物再建・都市計画プロジェクト・コンサルタント、デューク大学、ハーヴァード大学、サウスカロライナ大学などで、客員教授、特任教授。著書:Tombee:Portrait of a Cotton Planter.1986 他。

「2006年 『アメリカ南部に生きる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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