ホロコースト表象の新しい潮流: ユダヤ系アメリカ文学と映画をめぐって

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  • Amazon.co.jp ・本 (290ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779124679

作品紹介・あらすじ

体験から、記憶の継承へーー

現代のユダヤ系作家たちは、
「民族の記憶」としてのホロコーストと
どのように向き合い、捉え、そして描くのか。

文学作品、映画作品に、その変遷・変容を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 「シンドラーのリスト」によるアカデミー賞受賞のインパクトで、スピルバーグのイメージは「娯楽系」から「社会派系」の側へと大きくシフトし、彼の映画人としての全体像へも少なからず影響を及ぼした。確かに、同じユダヤ系として同胞の悲劇であるホロコーストをテーマとした「シンドラーのリスト」は「喜び」や「楽しさ」を提供し続けてきたエンターテイナー、スピルバーグから突き付けられた「悲しみ」や「怒り」だっただけにその落差に驚いたファンも多かったはずである。

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著者プロフィール

さがわ・かずしげ
青山学院大学名誉教授。
著書に『文学で読むユダヤ人の歴史と職業』
(彩流社、2015年)、
『ホロコーストの影を生きて』(三交社、2009年)、
など。
編著に『ユダヤ系文学と「結婚」』(広瀬佳司・
佐川和茂・伊達雅彦 編著、2015年、彩流社)、
『ホロコーストとユーモア精神』(広瀬佳司・
佐川和茂・伊達雅彦 編著、2016年、彩流社)、
共著書に『ユダヤ系文学に見る聖と俗』
(広瀬佳司・伊達雅彦 編著、彩流社、2017年)。

「2018年 『ホロコースト表象の新しい潮流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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