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- Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
- / ISBN・EAN: 9784779170195
作品紹介・あらすじ
天才とは何か。
「わがまま」「孤独」「非常識」、常識的な人間にとってはつきあいにくい人物だ。
またそれを気にしないところが天才たる由縁。談志に関する本は数多あるが、
プライベートライフを彼とのつき合いをとおして描く本は少ない。
「天才はダ・ヴィンチと手塚だけ」と談志は豪語。ここに談志を入れたい。
弟子・志らくは「師匠はゴッホに満足せず、ピカソをめざした」と語る。
談志は自分がどう生きればいいか考えあぐね七転八倒した。正直なのだ。
談志との交遊を綴った独断と偏見のノンフィクションである。
感想・レビュー・書評
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談志と同年齢で、二つ目時代からの友人である著者だからこそ書けた本。談志の落語の才能を「天才」と評価しながら、神格化はしていない。
アメリカのショービジネスに惹かれていた若き日の談志が、「若手落語会」のプロデューサー・湯浅喜久治と出会うことで古典落語にのめり込むようになっていったというのは意外だった。
内容がいいだけに、初歩的な校正ミスが目立ったのが残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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