模倣型経済の躍進と足ぶみ ―戦後の日本経済を振り返る―

  • ナカニシヤ出版
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 12
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784779504921

作品紹介・あらすじ

わが国の戦後経済発展のあり方を多面的に検証し、「模倣型」から「創造型」経済への転換を提言する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第4章 日本型会社序説 岩井克人だけを読む。岩井氏の法人論、会社が二階建て構造になっている話。日本型企業とアメリカ型企業と一見異質のように見える会社が存在できることを証明されている。

    最後の今後の日本の法人企業が「変わらなくてもよい」が「変わらねばならない」という一見すると矛盾するメッセージを送られ締めくくられていた。

    頭のいい人の文章は読みやすく理解しやすい。
    ポスト産業資本主義社会で生き残っていかなければならない法人企業関係者にはぜひとも読んでもらいたい第4章である。

  • 先生に教えていただいた本。論文のイントロを作成する際の材料となった。幼稚産業に関する記述や現地調査のレポートなど非常に興味深い内容が多かった。実証研究のサーベイが足りないと思わされた。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

政策研究大学院大学

「2013年 『ポリヴァレント化する農業・農村経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

大塚啓二郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×