北欧の幸せな社会のつくり方

  • かもがわ出版
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (138ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784780310900

作品紹介・あらすじ

150点以上の写真とともに、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマークの選挙の様子、各政党の青年部の活動、小学生から高校生までのシティズンシップ教育、大学での選挙活動などをレポート。
そこから見えたのは、自由で楽しい政治と、議論のなかで認めあい信頼しあう市民の姿、若者の政治参加を促進し、声を聞こうと努力するおとなたちの姿だった。
18歳選挙権が導入された日本の、これからの政治のあり方の道標にしたい北欧ドキュメンタリー。

感想・レビュー・書評

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  • 昨年、スウェーデン、ノルウェー、デンマークそしてフィンランドと北欧4カ国を旅する機会を得た。

    北欧の消費経済は、キャッシュレス。
    市場でもどこでもクレジットカードがなければ、
    何も買えない。

    後追いで、北欧の文化を勉強している。
    地球の歩き方やるるぶでは、フォローできない。

    本書もその一環として、手にした。
    カラフルな写真が多用され読みやすそうだ。

    別件の調査が発生したので、しばし積読だ。

  • EU企画展2023「EUの北と南スウェーデンとマルタにフォーカス!」 で展示していた図書です。

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB30640115

  • 「150点以上の写真とともに、ノルウェー、フィンランド、スウェーデン、デンマークの選挙の様子、各政党の青年部の活動、小学生から高校生までのシティズンシップ教育、大学での選挙活動などをレポート。
    そこから見えたのは、自由で楽しい政治と、議論のなかで認めあい信頼しあう市民の姿、若者の政治参加を促進し、声を聞こうと努力するおとなたちの姿だった。
    18歳選挙権が導入された日本の、これからの政治のあり方の道標にしたい北欧ドキュメンタリー。」

  • なるほど、全然ちがう主権者教育しとるやんけー!と脱帽です。社会のしくみが全然ちがうのに、一部分だけ真似しようとするのは難しい。こまった、、

  • 摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB50208052

  • 「政治と市民の距離が近い」ことに尽きる。日常的に政治を身近に感じることがあり、政治参画する導線や環境も整っている。1人1人が当事者意識を持って、社会をより良いものにしていく姿勢が垣間見えた。

  • 2021.70
    選挙や政治の捉え方が全く違う。
    エンターテイメントになってるんだなぁと思う

    「市民活動や文化事業には公的補助金がでたり、軽減・免税されるのは当たり前」「補助金はもらうけれど、権力者を批判するのが私たちの仕事」という感覚が浸透している。

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/742515

  • この本のchapter1は「選挙はお祭り!北欧流選挙」です。
    この章タイトル通り、写真のお祭り気分であろうまさしく選挙スタンドというお祭り会場にいて祭りを楽しむ(笑)市民の笑顔が印象的でした。ノルウェーでは政党に入るのはサークル活動感覚でそれこそ年齢が1桁の子供も当たり前のように政党に所属しています。日本では色々と選挙活動に対する規制がありますが(規制をしていても問題を起こす議員が後を絶えません)、一方で民主主義が成熟している北欧諸国では、選挙への規制が驚くほど低く、ノルウェーでは選挙期間中の飲食物の提供や選挙スタンドに関する規則は一切ないそう!
    学校の宿題で政党を訪問し、政策について根掘り葉掘りする教育制度、政治家による戸別訪問、こうした政治への身近さが何よりも重要なんだと思います。そして政治について考えるだけのたっぷりとした時間の確保も!
    社会運動も非常に活発で多くの人が気軽に参加できるデモ活動は自らがあるいは連帯をして主体的に社会に関わり、影響を与えようとする表れですね。
    スウェーデンのグレタさんを生み出し、その意見を当然のように取り入れる土壌がそもそもあるというのは本書を通じて思いました。

  • 北欧の幸せは、こうやって作られていたのか。こじんまりとした国だからこそ、なのか。民主主義を難しく考えず、因数分解して、自分の身近に引き寄せて、ナチュラルに実行する。日本でもできそうだけど、いざ如何に。

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著者プロフィール

ノルウェーの首都オスロを拠点に北欧情報を発信。ノルウェー国際報道協会 理事会役員。産業推進機関イノベーション・ノルウェーから「国を日本に広めた優秀な大使」として表彰される。

「2022年 『ハイヒールを履かない女たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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